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2016年05月の記事

女友達 第五十章







   連続官能小説  女友達 (Girlfriend)




      第五十章

         
          浴室の性奴 ⑥







「はあ!はあ!はあ!・・・」

「ハア!ハア!ハア!・・・」


絶頂感の余韻に浸ったまま二人は暫らく動けずにいた



「おにいちゃん・・・重い・・・」

先に口を開いたのはレイだった


「あっ!ごめん」


シンジが身体を起こした

「ごめん ごめん・・・」


繋がっていたレイの中からシンジは スルリ と 抜け出した

いや 抜け出してしまったといったほうが正しいだろう

猛り狂ったエイリアンは普通の男の子に戻っていた


シンジの抜け出したレイのそこはゆっくりと閉じていった

その閉じられた蜜壺の口の隙間から

シンジが放った白い粘液がゆっくりと溢れ出した

シンジは思わず花弁をひろげて蜜壺の口をあけた

ドロリとした精液が次々に溢れて出てきた


「やんっ!おにいちゃん~ そんなとこ広げないでぇ」


シンジの手を払いのけるようにレイは隠しながら
 

「・・・気持ち・・・良かった?」

少しはにかんだ表情でレイが尋ねた


「ああっ  うんっ でも本当に大丈夫なのか?」

「うん、たぶん」

「たぶんって・・・」

「大丈夫だよ んっもう 心配性だね」

身体を起こしながらレイが答えた

腹筋に力が入ったせいだろうか ブチュブチュと音を立てて

精液が流れ出した

「いっぱい 出たね おにいちゃんの」

「お前があんまり その なんだ 可愛いから つい」

「つい? ふふふっ」

「だって さっきは 『赤ちゃんが出来ちゃう』って言ってたじゃないか」

「・・・だって突然だったんだもん それに おにいちゃんが

  そんな事するなんて 思ってなかったから」


「俺はずっと こうしたいって思ってたよ」

「んっもうっ! いやらしいんだ~っ」

真剣なシンジにレイは甘えたような声で答えた


「いやらしいって お前はどうだったんだ したくなかったのか 

それに今日は エッチな女の子になるんだろっ?」

「そんなこと 女の子の口から云えないでしょ・・・ んっもうっ~」

レイはまた少し はにかんだような表情を見せた


「おにいちゃん・・・私をおにいちゃんのベッドに連れってって」

シンジの首に両腕をまわし 思い切り甘えた声でレイはシンジの耳元に囁いた

「えっ! あっ ああ 連れってってやるよ もちろん その代わり 今夜はどうなっても知らないぞっ!」

「ふふふっ! でもその前に~」

「その前に?」

「アイス食べたい」

「ははっ そうだったな とける前に食べないとな」


「ここ 洗ってやる」

シンジはそう言いながら壁のフックから シャワーヘッドを取り

湯を出すとレイの中から溢れてきた 精液を洗い流し始めた


「あっ!」

レイの口から小さな声が漏れた

勢い良く出されたシャワーの湯の一筋が 

花弁を大きく広げられ むき出しになったレイの花芯を捕えたのだ

「ああっ!」

レイがの声がすこし大きくなった

シンジは手のひらでレイの花唇を撫でまわしながら

蜜壺に指を入れ自分が吐き出したドロリとした物を掻き出すように動かすと

シャワーを使ってレイの花芯を狙い撃ちにした

「だっ ダメだよもう~」

シンジの指の動きが感じるツボを刺激してしまったのと同時に

剥き出しになって敏感なクリトリスへのシャワーの水流の刺激を受けて

レイは眼の色が再び切ない色へと変わり 苦しそうに顔を歪めて訴えた


「ああっ! 止めてぇ・・・さっ っきに  アイス 食べるの~」

「あっ!ああっ! またっ・・・」

レイの体がビクン!と大きく動いた・・・




女友達 第五十一章










   連続官能小説  女友達 (Girlfriend)




      第五十一章


         
          愛巣苦離異夢





「ああっ! いくっ! いっちゃうっ!」


レイは体をがくがくと震わせながらすぐに昇りつめてしまった


「はあ はぁ はぁ 」


「もう いっちゃったのか?」


「だってぇ ずるいんだもん・・・」


「アイス・・・食べるか」


「・・・うん」


お互いに照れ笑いを隠しながら

シンジはしっかりと、レイは少しふらつきながら立ち上がった

もう一度シャワーで身体を流し 二人は浴室を出た


「熱いね」

「ああっ 絶好のアイス日和だな」

「日和って そんな時に使うもんじゃないでしょ ふふっ」

「じゃあ 絶好の新婚さんごっこ日和だな」

「ふふっ!お兄ちゃんたら」

「家の中に誰もいなくて真っ暗な夜なんだぜ」

「だから 日和なの?夜でも?」

「まあ この際 硬いこと言うなよ」

「はいはい そうだね そうしといてあげる ふふっ」

「冷凍庫のアイス 全部食べるぞっ」

「お兄ちゃん 子供みたい おなか痛くなっても知らないよっ」

「だいじょーぶ そんなにいっぱい入ってないよ」

「えーっ そうなの 期待してたのにがっかり」

「さっき見ただろう 子供みたいなのはレイのほうじゃないか」

「そうでした ざーんねん!」

「残念でした!」


「ふふふっ」

「はははっ」


二人はバスタオルで身体を拭いながら笑いあった

「背中 拭いてあげる」

「あっ ああ サンキュー」

「俺も拭いてやるよ」

「あっ うん」

二人は自分のからだよりも丁寧に お互いの背中をバスタオルで拭きあった

そして正面に向き直ると見つめあい 何方からともなく唇を重ねあっていた

長いキスだった 唇が離れても二人は暫らく見つめあっていた

「お兄ちゃん アイス~ッ」

レイが甘えた声でその沈黙を破った

「はいはい レイちゃん」

「そうじゃなくて・・・お兄ちゃん 愛すぅーぅ 」

レイは少し困った顔で訴えた


〈 こういうところが たまらなく可愛いんだよなぁ 〉

シンジは深く微笑んだ

「なに お兄ちゃん 何笑ってるの?」

「あっ いや なに 何でもないよ」

「何でもないって 今笑ったじゃない」

「あっ ああ レイのこと・・・可愛いなあって思ってさ」

「・・えっ 私が・・」

レイが急に真顔になった

「ばかっ 急にそんなこと言わないでよ!」

「どうしてだ?」

「そんなこと言われたら 胸が・・・」

「胸が・・・大きくなるとか?」

「んもう~っ ばかっ」

レイは俯いて小さく呟いた

「痛く・・・なるんだよ キュン!ってなるの!」

「そういうところも たまらなく可愛いんだよ・・・レイ」

シンジはレイの肩を引き寄せもう一度唇を重ねた