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2012年07月の記事

女友達 第十六章

 


連続官能小説  女友達 (Girlfriend)



     第十六章 


          錯覚・・・。





ここで物語の時間は少し戻る・・・・。





「レイ・・・。ちゃんと恋を成就させておいで・・・。」

「この勢いで告っちゃえ!!」とアスカに背中を押されて

レイは自宅に帰った・・・その日の午後のことである・・・・。




【 レイの自宅で・・・】




「濡れちゃったな・・・。」

急な雨に降られレイはずいぶん濡れてしまった。

レイは急いで勝手口から入りタオルを取りに応接間の前を通りかかった・・
その時・・・。







レイの母親はその日少し体調を崩していた、季節はずれの風邪でもひいたのだろうか?

けだるさと少し微熱もある様だった。

〈 薬、飲もうかな・・・〉

彼女は戸棚の前に置いてあった薬箱の上に出されてあった

三錠の錠剤を風邪薬と思い飲んだ。

しばらくして彼女を睡魔が襲ってきた。

〈 眠くなる薬だったんだぁ~ 〉

飲んでから気づいたが すでに遅かった、仕方なく彼女は応接間のソファーで横になった。

すぐにウトウトと眠ってしまった・・・どれ位経過しただろうか

彼女は夢を見ていた、亡くなった主人と過ごした新婚時代のころの事を・・・。

彼女は涙を流しそして少しうなされていた・・・。

彼女を呼ぶ声が遠くから聞こえた。

「ミサト~、ミサト~」

その声はだんだん大きくなった、

誰かが肩を揺り動かしている・・・・。

彼女はぼんやりと夢と現実の狭間をさまよっていた。

彼女が風邪薬だと思って飲んだ薬はシンジが歯医者で出された

強力な痛み止めだったのだ、それを一度に三錠も飲んでしまったのである。



〔 レイが雨に打たれて勝手口から入ってきたのはちょうどその時だった。〕



「ミサト・・・ ミサト・・・」

彼女がぼんやりと目を開けるとそこに亡くなったはずの主人がいるではないか!

「あなた・・・」「あなた・・・」

もうろうとした意識の中で彼女は主人に抱きついた、

「あなたなのね・・・行かないで・・・もうどこにも行かないで・・・」

彼女が涙を流し そう言いながら首に腕を回し貪るように唇を重ねた。

主人は驚いたように体を一度ビクッと震わせたが、しばらくして彼女を強く抱きしめた・・・

長い、長いくちづけだった、



〔 レイはそのとき応接間の少し開いたドアの間からそれを見てしまったのだ 〕



〈 エッ!お母さんが キスしてる! お兄ちゃんと!・・・〉

レイはその男性が兄だと信じ込んでしまったのだ。



ミサトは見られている事などまったく気づいていなかった、

くちづけを交わしながら彼女はおかしな事を感じ始めていた、

自分の主人はもうこの世にいないという現実を思い出していた。


〈 これは?・・夢 ?・・・私・・・ 〉

彼女は恐る恐る目を開けた・・・。

ぼんやりと彼女の目に亡くなった主人の姿が映っていた・・・

そして その姿がはっきり見えてきたとき・・・

〈 エッ! リョウジさん!!〉

それは主人の弟 リョウジだった。

「ンーンッ ! 」

ミサトは驚いて離れようとのリョウジの体を突っぱねようと試みたが

自分から首に抱きついてしまった為に 腕は相手の体の後ろ側に回っている、

これでは突っぱねる事も、押しのけることも出来ない・・・。

しばらくしてミサトは抵抗をあきらめていた、薬のせいなのか、リョウジのキスのせいなのか

ミサトは頭の芯が 〈ボーッ〉としていた 

リョウジに舌をまさぐられ、唇を吸われながら、

〈 嗚呼、私、何をしてるの? 義理の弟とこんな事・・・ 〉

頭ではそう思い始めていたが、身体はすでにリョウジの愛撫を求めていた。

ミサトが力を抜き抵抗を止めると、リョウジはミサトの耳から首筋へとくちびるを移動させ

愛撫を始めた、それは決して荒々しいものではなく 深い愛情に満ち溢れている様だった。

「義姉さん・・ミサト義姉さん・・俺、義姉さんが・・・」

耳元で呟く声が聞こえた・・・

「だめ!いけない!リョウジさん・・・!」

ミサトはその言葉とは裏腹にリョウジの愛撫に体が反応してしまっていた。

〈 あっ!〉

首筋にリョウジの愛撫を受けながら彼女は体の芯に火がついて行くのを感じていた。

「あぁっ、!」

ブラウスの下に手を入れられ 乳房をゆっくりと揉まれ、思わず声が漏れてしまった。

ブラウスのボタンは少しずつ外され前はすでに はだけてしまっている

乳房を揉まれながらブラウスは少しずつ脱がされていった、

肩があらわになり唇がそこへ目掛けて降りていった。

「あっ、だめ、いけないわ・・・。」

その言葉とは裏腹に声には甘い艶がかかっていた。

背中に回された手にブラジャーのホックを外され・・・

緩んだその隙間から手のひらを差し入れられじかに乳房を揉まれてしまう・・・

彼女はリョウジの腕をつかんでその動きを止めようとしたが、乳首を摘まれて・・・

「あっ、いやっ!」

そして次の瞬間 乳首を唇で吸われ 舌でもてあそばれると・・・

「ああーっ!」

声をあげてしまう・・・

もう止められなかった、リョウジにも、そしてミサトにも・・・

二人はただの男と女になっていた・・・。





 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)



女友達 第十七章

   連続官能小説  女友達 (Girlfriend)




      第十七章 


          陶酔・・・。




 
 リョウジのミサトへの愛撫はさらに続いた・・・。


最初は驚いていたリョウジだったが、彼にはもう戸惑いも迷いも無かった、

リョウジは兄とミサトが結婚した当時から兄嫁のミサトに憧れを抱いていたのである。

しかもリョウジも数年前に妻を病気で無くし独身の寂しい身の上となっていたのだ。

憧れの兄嫁との濃厚な接吻・・・これだけでも充分リョウジは興奮していた、

もう歯止めが効かないことを自分でも感じていた・・・。

  「義姉さん!・・・義姉さん・・・!」

ブラウスはすっかり脱がされてしまった・・・ブラジャーの肩紐も外されスルリと腕から抜けていった。

背中に回ったリョウジは腋の下から両手を差し入れ ・・・その年齢よりも美しく張りのあるその胸の膨らみを

掌でやさしく揉み上げながら、耳たぶ から首筋、肩、背中・・・唇と舌による愛撫を広げていった。

「あっ!・・・あっ!・・・ああーっ!」

ミサトは徐々にリョウジの愛撫に酔っていった・・・。

彼女はもう長い間 貞淑な未亡人として暮らしてきた・・・しかし彼女も女盛りの年頃である

一人身の期間が長かった事が かえってリョウジの愛撫のその刺激を増幅させたのか、ミサトは甘い陶酔の縁へと堕ちていった・・・。


「うんっ! はあっ! あんっ! いゃぁん!  ああんっ・・・」

 〈 どうしよう! このままだと 私・・・でも・・・でも・・・ 〉

「はあっ! はあっ! あんっ! ああんっ・・・」

 〈 だめ! がまんできない・・・いい!・・・感じちゃうっ! 〉

そして手は太ももの内側から 彼女の一番大切な部分に伸びていた・・・。

足を開かれ、ショーツの薄布の上から 束ねた指で全体を、そして指先でそっと

クリトリスを刺激されると・・・。

「ああっ!」

身体をビクンと震わせた。

興奮した手はショーツの下に滑り込んだ、硬くなり始めたクリトリスへと進んでいった。

「あっ! あーん!」

興奮した指先はさらにその先へ・・・。

蜜のように溢れ出た愛液を塗りつけ 滑りが良くなった指先で花びら全体を

撫で始めた、花びらが濡れヌルヌルとした感触が指に伝わった・・・

そして、まず 中指を・・ゆっくりと蜜壺の中へ・・その中は 柔らかく

暖かく 指を締め付けた・・・。

「いやぁーん! ああーん!」

指を2本に増やし 内壁を指先で まさぐリながら 手をぴったりと密着させ

ゆっくりとクリトリスも擦りつけるように出し入れをした・・・。

 溢れ出た蜜で〈 クチュ!クチュ!〉といやらしい音を立てた。

「あっ!ああーっ!」

リョウジはミサトの身体をソファーに横たえるとスカートのホックを外し

ファスナーを下ろし始めた・・・

ミサトはその手を掴み抵抗した・・・でもそれは形だけであった。

軽い女、淫乱な女と・・・そう見られるのが嫌だったのだ・・・。

そしてスカートを脱がせた手は次にショーツへと伸びていった・・・。

「あっ!だめ!」・・・言葉でも抵抗していたが本気ではなかった。

しかしそのことは リョウジにもよく判っていた、二人とも大人だった。

「だめって、こんなに濡れてるじゃないですか・・・。」

ショーツを脱がせながらミサトの顔を覗き込んだ。

「いやっ、恥かしいこと言わないで!・・・」

リョウジは恥ずかしい言葉でミサトの興奮をあおっていた、自分の言葉と愛撫で貞淑な義姉を

淫乱女へと豹変させたかったのかも知れない。

ショーツを下ろされ ひざを折り曲げられ 顔のすぐ上あたりまで、 腰をグイッと持ち上げられ、

背中が浮くほど お尻を高々と持ち上げられてしまった・・・大きく足を広げられ

ものすごくいやらしい・・・恥かしいポーズになった。 

彼女の一番大事な所がリョウジの顔のすぐ前にあった・・・・。

「素敵だよ・・・義姉さん・・」

そう言ってミサトの一番大事な彼女自身の部分へと くちづけ していった・・・。

最初はその花の一番外側の ポッテリと肉付きの良い花びらから・・・。

「あっ! ああっ!」

大陰唇と呼ばれるその花びらを舌で 〈 チロチロッ ペロペロッ 〉と舐められるたびに

「あっ! あーん!」と歓喜の声を上げていた。  そして 舌を大きく広げ

小陰唇と呼ばれる花びら・・・もう既に少し膨らみ開き始めている花の中心部分

を〈 べろっ、ぺろっ、ぺろぺろ 〉と舐められると、その声はいっそう大きくなった。

〈 ジュルッ! チュピッ チュパッ チュル ジュルッ! 〉


リョウジはわざとミサトに聞こえるように大きな音を立てて花の中から溢れてきた

蜜を舐めていた。

「いやあーん そんな・・・」

「いっぱい濡れてるよ、義姉さん・・・。」

「そんな事、言わないで・・・恥ずかしい・・・」

「恥かしくなんて無いだろっ・・・。」

そう言ってリョウジは 快感を感じるためだけに 存在するその器官・・・

クリトリスと呼ばれる花の芽のようなところヘ唇を移していった・・・。

指で広げ むき出しになったそこへ・・・舌の先の柔らかい裏の部分で・・・

「ゥングッ・・・ゥングッ・・・」

いつもなら、ほとんど隠れているところだが

そこは既に固く大きくなり、顔を覗かせていた・・・

そこをすべて裸にして直に愛撫されたときの刺激は

ツーンと突き抜けるようであった・・・。

「アアーッ!!」

ミサトは久しく忘れていた大きな快感のうねりに呑み込まれようとしていた・・・。




 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)

女友達 第十八章

   連続官能小説  女友達 (Girlfriend)




      第十八章 

            義弟




 リョウジは舌でクリトリスを、指で蜜壺を激しく攻めたてながら

ミサトの その快感に歪む表情を見ていた・・・。

そして もう堪える気持ちを抑えることが出来なかった・・・。

彼女の身体をもう一度ソファーに横たえるとズボンとブリーフをあわただしく脱いでいた・・。

そして いきり立っている彼自身をヌルヌルの蜜壺にあてがい確かめるように入り口に擦りつけ

入り口の合わせ目をこじ開けていた・・・。

「ああっ!だめ!・・・それは・・・」

〈 ヌプッ!〉

ミサトの制止を振り切り リョウジは自分自身をミサトの中に 

ゆっくりと・・・深く・・・深く 沈めていった。

「ああっ! だめよ、こんな・・・こんな事って・・・。」

言葉とは裏腹に彼女は押寄せて来るその快感に陶酔していた・・・。

リョウジがゆっくりと動かし始めた、そのたびに

「ああっ!!あーっ!!」「あーっ!!あーん!!」

徐々に声を荒げてゆくミサトだった・・・。

リョウジはミサトと繋がったまま彼女を抱え上げ ソファーに腰を掛け

彼女がリョウジに跨った形(いわゆる、対面座位)になった・・・。

リョウジはミサトの腰を抱え込み前後に揺らし始めたその度に 浅く・・・深く・・・

時折 ゛グイッ゛と一番深いところまで彼女を導き奥深くを攻めたてると・・・。

彼女はリョウジの首にしがみつき、ブルブルと振るえた・・・。


「ああーっ!」


どれくらいそうしていただろう、もうリョウジには堪えることが出来なくなっていた、

〈 俺・・・義姉さんと・・・ずっと好きだった義姉さんと・・・

 こんな事・・・夢じゃないのか?  まるで 夢のようだ・・・ああっ義姉さん!〉

ミサトの身体を抱き抱え もう一度をソファーに横たえると大きく足を開かせ、激しく腰を振りはじめた、

両腕を肩に回し 彼女の身体を固定した、そして貪るようにくちづけを交わしながら・・・

「ンーンッ! ムンーン!」

「ハア! ハア! 義姉さん! 俺っ もうっ! ああっ!」

リョウジの動きが徐々に速くより深くなってきた時、

「××はあ××××あぁ!」「××あぁ×××あぁ××!」

ミサトは息を荒げて喘ぎ声を発していた・・・。

リョウジの動きが最高潮に達した時 ミサトもその時を迎えていた

「ああ!  ああ!  ああ!  ああー!」

リョウジがミサトの腹の上に解き放とうとした時、ミサトがリョウジの腰に手を回し ゛グイッ゛としがみついた。

リョウジは慌てたが もう間に合わない・・・。

〈 ああっ! 義姉さん 何を・・・!〉

「ああ!  ああ!  あああ!  あああああーーーー!」

「あっ だめだ! ウッ! イクッ!・・・」

〈 ドクンッ! ドクッ ドクンッ! 〉

リョウジはミサトの中、その一番奥深くで果ててしまった・・・。




 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)

女友達 第十九章

    連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第十九章 

          女心・・・。





 「ハアー ハアー ハアー ハアー・・・」

 「はあっ はあー はあー はあ・・」

二人の荒い吐息だけが部屋に響いていた・・・。

「義姉さん・・・俺・・・。」

「いいの・・・何も言わないで・・・。」

リョウジはゆっくりと身体を放そうとした。

ミサトは慌ててソファーの前のテーブルの下のマガジンスペースに置いてあった

ティッシュペーパーの箱を引き寄せ数枚を引き抜きリョウジに手渡した

そして自分でも数枚を手にとり流れ出てくるリョウジの物をふき取った。

久しく忘れていた身体の奥がヌルッとする感覚・・・。

ミサトは母親から女に変わっていた・・・。


「リョウジさん・・・びしょ濡れじゃない・・・?」

「来る途中 急に降られちゃって・・・。」

「すぐ お風呂用意しますね・・・。」

背中を向け、下着を着けながらミサトが小さな声で言った。

「俺・・・義姉さんに・・・本気だから・・・!」

ブラウスを着ているミサトの後ろからリョウジはミサトを抱きしめた。

「お風呂に入って・・・、お夕食用意しますから・・ゆっくりしていってください・・・
   今日はあの子達・・・お友達の所に行ってて・・・ 帰って来ないの・・・。」

ミサトはリョウジに背中を向けたまま、うつむきながら呟いた・・・。

リョウジが風呂に入っている間に、ミサトは近所のコンビニへ買い物に出かけた、

男性用の下着と冷えたビール、おつまみなど数点を買った。

帰りがけ、コンビニのガラスに映る 髪を直す自分の姿に・・・


「・・・いやだ・・・私・・・浮かれてる・・・

    こんなにウキウキしてるなんて・・・女って・・・いやっ・・・」


それでも上気してくる顔を抑えることも出来ないミサトだった・・・。



「下着、置いておきますね 」

風呂に入っているリョウジに声を掛け、新しい下着と

シンジのスウェットスーツを脱衣場に置くと、

キッチンに戻り 携帯電話を取り出しレイに掛けていた・・・。



  〈 カチャッ・・・ピッ 〉

 〈プルルルー  プルルルー  プルルルー プルルルー  プルルルー  〉

 


「もしもし・・レイ・・・」


●「あっ、おばさん・・・こんばんわ、私・・アスカだよ、

 レイ 今お風呂なの・・。何? 急用?」 ●



「あゝ、アスカちゃん・・。いつも ごめんなさいね レイが・・・。」

急用って事じゃないのよ、レイ、今日もそっちに泊めてもらうのよね?」



●「うんっ・・  そうだよ、今日も泊まってもらうつもり・・

 でも 珍しいね、おばさんが電話してくるなんて・・・」 ●



「今日は一人だから ありあわせで済まそうと思って・・。

  急に帰ってきて『お腹すいた~。』って言われると困るから・・・。

  そういう母親のご飯の支度の都合よ 」



●「一人って シンジ君は?」 ●



「あゝ あの子もお友達の家に泊めてもらうんだって・・・。

    昨日からいないのよ 」



●「昨日からいないの、あっ・・そうなんだ・・じゃあ おばさん一人なんだ?」●



「そうなのよ、だから お茶漬けで済まそうかと思って・・・」



●「一人だったら出前でお寿司でもとっちゃえば? 特上握りとか?」●

●「ねぇ おばさん、今度そっちで泊めてもらっていい?」●



「もちろん いいわよ、小さいときは しょっちゅう泊まりに来てくれてたものねぇ・・・」


●「そうそう、うちのお母さんまで一緒にね」●


「あなたのお母さんとは長い付き合いなのよ・・・あなたたちが生まれる前からの・・・」


●「・・・生まれる前からの友達・・・だよねっ!」●


 アスカが笑いながら途中から声を揃えてそう言った。


●「じゃあ、試験が終わって休みになったら・・ね 」●


「そうね、試験が終わってからね・・ゆっくり 羽伸ばしにいらっしゃい。」


●「うんっ、じゃあ ゆっくり おばさんに甘えに行きます、じゃあね おばさん・・・

  あっ、そうだ レイに電話させなくても いい?」●


「うん いいわよ・・・じゃあね アスカちゃん 」


●「うん・・・じゃあね おばさん 」●


〈・・・ピッ・・・ パチンッ 〉


〈 じゃあね おばさん・・・か・・・アスカ・・・あの子・・・〉.



携帯の待受け画面の画像を見つめるミサトだった。小さいころのシンジ、レイ、そしてアスカが

並んで笑っている写真だった。



 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)


女友達 第二十章

  連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十章 

          息子・・・。





 ミサトはもう一度電話を・・・今度は寿司の出前を頼む電話を掛けると。

戸棚から食材を取り出し酒の肴を二品作り始めた。



「義姉さん・・・風呂お先に・・。」


そういってリョウジがダイニングに入ってきた。

「少し小さかったかしら・・・。」

「ああ、大丈夫ですよ・・・ちょっと小さいかな?・・・」

「そうしてると シンジにそっくりね・・・」

「そりゃーそうだよ、僕の子供だからね・・・」

「それは言わない約束よ!」

「ごめんなさい・・・でも今日は誰も帰って来ないって言ったのは 

義姉さんだよ!」

「・・・そうだったわね・・・」

リョウジは、シンジが自分の子供だと、

そしてそれは秘密だとミサトが言った。




【 一体どういう事なのか?・・・その秘密は今はまだしばらく秘密のままで・・・】




「ビールで良かったかしら?」

「嬉しいな、義姉さんと二人で飲めるなんて・・・」

「もうすぐお寿司も来るから・・・ありあわせで良かったら摘んで・・・」

ミサトは冷蔵庫からビールを取り出しリョウジに勧めた。

テーブルの上には コンビーフとジャガイモの炒め物、

オイルサーディンを火に掛けてレモンを絞っただけの物など

手の込んだ物などは無かったが リョウジは嬉しそうにしていた・・・。

「義姉さんも・・・」

リョウジはミサトにビールを勧めた。

「じゃあ、私も一杯頂こうかしら・・・」

そう言って食器棚からグラスを取り出し リョウジに差し出した。

「普段は飲まないの ? 」

「そうね、めったに飲まないわね」

「兄貴が居るときは二人でよく飲んでたって・・・」

「あの人・・・お酒好きだったから・・・」

「今日、義姉さん・・・兄貴の夢見てたでしょう・・・

     ずいぶん うなされて・・・涙を流してた・・・」

「いやだわ・・・ごめんなさいね、変なとこ見せちゃって・・・

   風邪気味だったから薬を飲んだら急に眠くなってウトウトしちゃって・・・」


「で、俺を兄貴と間違ったの?」

「バカよね 私って・・・もう居るはず無いのに・・・」

「でも義姉さんが間違ってくれたから・・・俺は・・・」

「もう言わないで・・・」

ミサトは頬を赤らめ俯いた。

「俺、本気だよ、前にも電話で言ったけど、本気で義姉さんが好きなんだよ・・・」

〈 ピンポーン 〉

インターホンが鳴った。

「ハイ、今開けますね 」

受話器を取ってミサトが答えた。

リョウジの真剣な眼差しから眼をそらし・・・インターホンに救われたミサトだった。


「お寿司・・・食べましょう・・・」


ミサトは寿司を食べるようにリョウジに勧めた・・・。


寿司を食べ終えると、ミサトは戸棚からブランデーのボトルを取り出し

氷とグラスそしてナッツとチーズを用意してテーブルに運んだ。

「ごめんなさい、こんな物しか無くって・・・」


「俺のところに来てくれよ!義姉さん・・・俺と一緒に・・・」

リョウジは真剣な眼差しでミサトに訴えた・・・。

「・・・無理よ・・・あの子達も居るし・・・」

「一緒に来てくれればいいよ、カヲルたちも喜ぶよきっと・・・。」

カヲルとはリョウジの息子である。

「俺の事、嫌いなの?・・義姉さん・・・。」

「・・・そうじゃなくて・・・。」

ミサトは眼を伏せた。

「あの子の・・・アスカちゃんの事?」

「それは!」

ミサトはギクッとして答えた。

「それは言わない約束よ!、今日はもうやめて・・・」

「・・・ごめん、義姉さん・・・もう言わないよ・・・」




【 一体どういう事なのか?・・

   なぜリョウジがアスカのことを問題にしたのか・・・?

              その謎も今しばらく謎のままで・・・・。】




「飲みましょう・・・」

ミサトはリョウジにブランデーを勧めた・・・。

「あっ、ああ そうだね・・」

そう言ってリョウジはロックで、ミサトは水割りでブランデーを飲み始めた・・・。


それからはリョウジはそのことには触れなかった。

「今度、こっち(東京)に出店することになってね・・・」

「すごいじゃない・・・おめでとう・・・。」

「まあ、当分は 行ったり来たりになると思うんだけど・・・」


リョウジは神戸でベーカリーを経営していた、小さな店であったが

ガイドブックなどにも大きく取り上げられる神戸でも有名な銘店だった。


「じゃあ、こっちでも食べられるのね あのライ麦パン!、嬉しいわ!」

「ああ、楽しみにしておいて・・・。」

二人の間に初めて微笑みが交わされた・・・。



その後、ミサトが風呂に入っている間、リョウジは一人で

ブランデーのロックをちびちび飲んでいた

風呂上りの上気したミサトの顔を見て、

「義姉さん、すごくきれいだね・・・」

「いやだわ!おばさんのすっぴんをそんなに見るもんじゃないわよ!」

「いや・・・ほんとにきれいだ・・・」

リョウジは少し とろんとした眼でミサトを見ていた・・・。



「ふあーっ」

リョウジが大きくあくびをした。

「お布団、敷いてくるわね・・・」

ミサトが居間に布団を敷きだした、押入れから客布団を出していた、

「手伝うよ・・・」

そう言って反対側の布団の端を引っ張った。

敷布団をだし、掛け布団、枕、と リョウジが押入れから出した、

そして敷布団のシーツをミサトが敷き終わった時、

リョウジに後ろから抱きすくめられた、

「義姉さん・・・好きだ・・・」

「あっ、だめよ、・・・」

「義姉さん、俺の事嫌いじゃないんだろう? だったら!」

リョウジは正面に回ってミサトの眼を見つめた。

「リョウジさんの事は・・・好きよ・・・だから・・・怖いのよ・・・」

「怖い? 兄貴が化けて出てくるとか? 」


「違うの・・・これ以上は・・・怖いの・・・

 これ以上好きになったらと思うと怖いのよ・・・」


「大丈夫だよ・・・俺が義姉さんを守るからさ・・・」

リョウジはミサトを力いっぱい抱きしめ、口づけた・・・

ミサトの舌をまさぐりながら、ミサトの身体から力が抜けてゆくのを感じていた。

そのまま布団の上にミサトの身体を導き横たえた。

「義姉さん・・・」

リョウジはミサトの唇を舌と唇で愛撫しながら右手でガウンの紐を解き・・・

  その下のパジャマの前ボタンを外し始めた・・・・・。





 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)


オフライン中でも稼げる!あなたが外で遊んでる間にもモンロー世界があなたの物に!



女友達 第二十一章

連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十一章 

           義姉・・・。




 ミサトはリョウジに抱きしめられ、

口づけされながら身体の力が抜けてゆくのを感じていた。


「どうしよう!私このままだと・・・こんなキスされたら・・・

               ああっ 気が遠くなりそう・・・」


舌がからみつき、唾液ごと吸い尽くすような、深く激しい口づけであった・・。

そして耳の後ろ、あご、首筋へと唇と舌の愛撫を移動させていった。

パジャマのボタンはもう全て外されている・・・

右手で彼女の左の乳房を包み込むように、

そして首筋からそのまま移動してきた唇で右の乳首を軽く摘むように・・・。


「あっ、あーんっ!!」


もう、これだけで甘い声を上げてしまうミサトだった・・・。

リョウジによって彼女の身体に点けられた火は再びメラメラと燃え上がっていった。

その身を焦がすほどに・・・。もうそれを消す事など出来なかった・・・。


「あっ、あっ、あっ、ああーっ!」


片方の乳首を吸われ舌先で転がされ、

もう片方は掌で揉みしだかれ、指先で摘まれ・・・

それを代わる代わる・・・。

既に敏感になっている乳首を刺激されるたびに腰をくねらせ 

身体の奥から熱いものが溢れてくるのをミサトは感じていた・・・

リョウジはソファーの上での彼とは違っていた

ゆっくりと・・・じっくりと・・・一晩中かけるつもりだろうか・・・

ミサトの身体の隅々まで指で、掌で、唇で、舌で・・・

丹念に、見逃さないように・・・

そこが何処にあるのか・・・? 感じるポイントは何処なのか? 

執拗に調べ続けた・・・

時々その場所を発見すると、重点的に責めるのだ・・・

そんな事をされたらミサトはひとたまりも無かった、

時折 大きな声を上げ身体を大きく仰け反らせてしまう・・・


「ああーっ!!」「あーっ!」


快感が大きく小さく まるで波のように寄せては返していた 

そして時々とてつもなく大きな波に全て呑み込まれていた・・・

愛液が溢れ 太ももの内側を伝って流れ出した、

ミサトもソファーの上の時とは違っていた、

薬が切れて身体の感覚が戻ってきたのだろうか、

それともアルコールが入って性欲が開放されているのか・・・

リョウジの愛撫にだんだんと敏感に反応するようになっていた。


〈 あっ! だめ! そんな事されたら・・・ああっ 感じてしまう! 

      ・・・私・・こんな事って・・・!〉


リョウジの舌が、ミサトのクリトリスを捕らえていた、

舌はぺろぺろと舐め始めた。

皮はめくられ、剥き出しになったそれは、既に硬く膨らんでいた。

最初はソフトにまとわりつき、そしてだんだんと押し付けるように

舌で激しく愛撫していた。


〈 ジュルッ!ジュルッ チュパッ チュルッ ジュルッ!〉


わざと聞こえるように大きな音を立てて

リョウジは流れてくる愛液を舐めては 吸い取っていた。

そしてもうヌルヌルになっているミサトの蜜壺に中指を・・・

そして薬指も差し入れると


「ああっ!あーっ だめぇ!  ああー もう だめ・・・。」


そして粘膜で出来た内壁をゆっくりと探りながらその場所を探し当てると・・・。


「ああーっ イキそう、イキそう、イキそう、あっ、ああーっ!!」


ミサトは大きく足を広げ腰をガクガクと突き上げながら

背中と首を反らしていた・・。


「はあ!はあ!はあ!はあ!---」


ミサトは すぐに一度上り詰めた・・・

しかし、リョウジの愛撫は止まらない・・・

足の指一本一本を丁寧に舐めては指を口の中に含み


「ああっ!あっ!」


〈 ああっ いやっ!また感じてしまうなんて、

      たった今 イっちゃったばかリなのに・・・〉


「ああっ ちょっ ちょっとまって!・・・私・・・もう・・・」

「ああ~・・・感じてっ・・・あっ・・・もっ・・・いやっ・・・」

「あっ・・・もっ・・・あっ・・・」


リョウジが執拗に焦らしては・・・また責め続ける・・・ミサトはついに・・・








「・・・いれて・・・・」







リョウジに・・・それを懇願していた・・・。



「俺が欲しいのかい?・・・義姉さん?」


「あっ・・ああっ・・・はあ、はあ、・・いやっ!・・聞かないで・・・」


「言わないと、あげないよ!」


「あーん、もうっ いじめないで・・・」


「・・・・」「いれてっ・・・欲しいの!・・・リョウジさんが・・・欲しいっ・・・」

ミサトは自分の口から出た言葉に 自分自身が驚きそして興奮していた・・・。

〈 いやっ・・私・・こんないやらしい女だったなんて・・・!〉

でも、そんな思いはリョウジのものが彼女の中に入って来た瞬間吹き飛んだ・・・。


「あっ・・ああっ・・・ああーー」


そしてリョウジがゆっくりと動き始めると・・・


「あんっ!あんっ!ああっ!ああーっ!」


自分から大きく足を広げ、腰を突き上げ、

リョウジの身体にしがみついていた・・・。





 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)



女友達 第二十二章

連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十二章 


           解放・・・。





「ああ~あああ~あんあんっ・・・・あっ」



ミサトは大きく足を広げ、激しく腰を突き上げ、リョウジの身体にしがみついていた・・・。


  ・・・髪を振り乱し・・・・乱れに乱れていた・・・・・


〈 これが・・・あの義姉さん?・・・本当にあの義姉さんなのか?・・・ 〉


「あんっ あんっ・・ああっ・・・ああーー」

「ああっ ・・・私・・・もう・・・」

「ああ~・・・感じてっ・・・あっ・・・もっ・・・いいっ!・・・」

「あっ・・・あっ・・・あっ・・・」

「・・・イ・・ク・・・イ・ク・・・イっちゃうっ!」

「あああーーーっ!!」




ひときわ大きな声を上げて、上り詰めていた・・・。



「ハア、ハア・・義姉さんがこんなに情熱的だったなんて・・・。」

  
「はあ、はあ、はあ、はあ・・・私って・・・

・・・はあ、はあ・・いやらしい女でしょう・・・がっかり・・・した?」


「・・・・・ハア、ハア・・素敵だよ・・・最高だよ!、義姉さん!」


「・・・・ミサト・・・って・・・呼んで・・・今は・・・」

「えっ、・・・いいのかい?」

「そう・・呼ばれたいの・・女として・・・呼ばれたい・・・今は・・・」

「今だけ?・・・」

「だって・・・困らせないで・・・」

「わかったよ・・・その代わり、俺の事も呼び捨てにしてくれ・・・ミサト!」

ミサトの眼を見つめながら真剣な表情のリョウジが言った。

自分でそうして欲しいと頼みながら・・いざ呼ばれると・・・

〔 ドキン!〕と、胸をときめかせたミサトだった。

「あっ!・・・はい・・・リョウジ・・・」

リョウジの眼を見ながらミサトは少し甘えた声になっていた・・・。

ミサトは今まで何処かに置き忘れてきたものを・・・

女としての自分自身を取り戻そうとしていた・・・。


「どうしよう! 
   ・・このまま好きになっちゃうのかな・・・この人を・・・?」

「許されないよね?・・・でも・・・やっぱり・・・好き?・・・」


ミサトは心の中で自問自答していた・・・。




その夜・・・二人はまるで今までの空白を取り戻すように

 明け方まで・・・何度となく求めあった・・・。






 【 物語は再びアスカの部屋に戻る・・・】

ミサトとリョウジがブランデーを飲んでいたころ・・・。






「じゃあ、私とシンジ君は?」


「あっ!!!!!」


「そうだよ!選ばなくてもいいんだよ! どっちも 好きでいいんだよ・・・。」


「そうなの! そうなんだ! そうだよね! そうなんだよね!!」


レイの顔がパーッと明るくなった。


「アスカ大好き!」


そう言ってレイはアスカを抱きしめた。


「チョコもアイスもどっちも好きでいいんだよね!」


「そうだよ・・・だから、溶けないうちに食べてよねっ!」


アスカが少しふざけて言った。


「フフッ、じゃあ、遠慮なく・・・アーン」


レイがアスカの裸の胸にふざけてかじりついた、そしてすぐに

乳首を吸い始めた・・・。


「アッ!アーン!」


アスカはすぐに甘い声を上げた・・・。

舌と指で両方の乳首を代わる代わる愛撫されてアスカは一気に高まっていった・・・。


「ねえ レイ・・つれて行って・・遠いところまで・・・」


「ふんっ ふんっ うん! 行こうね!連れて行ってあげるね・・・!」


彼女達が〈 ボーイフレンド 〉と呼んでいるバイブレーターでアスカの性感帯を・・・

既にレイはすっかりそれがどこか心得ていた・・・。


〈 ビィーン 〉〈 ビィーン 〉〈 ヴィーン 〉


乳首・・・背中・・・脇腹・・・そして・・・

女の子の一番大事なところにその愛撫が及ぶと・・・。


「アアアーッ アーッ!!」


大きな声を上げ激しく腰を突き上げていた・・・。

レイも興奮し自分でも自分の大事な部分に指を這わせ

アスカの蜜壺をバイブレーターで激しくかき混ぜながら・・・

自分でも指を埋め激しく動かしていた・・・


〈 クチュ  クチュ グチュッ クチュッ!〉

〈 グチュ グチュッ クチュ  グチュッ!〉


そしてその興奮が最高潮に達したとき・・・


「・・・イ・・ク・・・イ・ク・・・イっちゃうっ!」

「・・・い・き・・そ・・う・・・あっ・・あっ・あっ・!」

「アアァーーッ!!」

「あっ・・ああっ・・・ああーー」



二人は同時に遠いところまでイッてしまった・・・・。





 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)