2ntブログ

 黒猫館へようこそ

2012年06月の記事

女友達 第一章

   


連続官能小説  女友達 (Girlfriend)


    第一章 


     レイとアスカ



 レイは都立高校に通う16歳、次の週末は同級生の

アスカの家で過ごすことになっていた。

アスカとは幼なじみで高校までずっと一緒の親友である。

週末はアスカの家族が留守になることが多く 

これまで何度も泊まった事がある。

いつも二人で留守番をしている様なものだが

今回は違っていた。

近頃 少し元気がなく悩んでいる様な

レイの事を心配して強引にアスカが誘ったのだった・・・。





「ねぇー レイ、ビール飲もうよ? 

チュウハイとどっちがいい?」 アスカの問いに


「えぇー 大丈夫? おばさんたちにバレない?・・・」


「大丈夫だって!、母さんたちには絶対にバレッこないよ」


そう言ってバスタオルで髪を拭きながら

アスカはキッチンの冷蔵庫から冷えたビールを2本持ってきた。

そして 1本をレイに渡すとゴクゴクと喉を鳴らして飲み始めた。


「アスカ よく飲んでるの?」


「時々ね、お風呂上がりに飲むんだよ、

 こうやって腰に手を当ててね・・・。」


「フフフッ・・じゃー 私も・・・。」

そう言ってレイもアスカの真似をして腰に手を当て

ならんで飲み始めた・・・。






「えぇーっ! マジで! それってヤバくない!!?」

夜も更けてそろそろレイの悩みを聞き出そうと

一緒にベッドに入ったアスカはおどろいて大きな声をあげた、

レイの気持ちを解そうと一緒に飲んだビールで

ほろ酔い気分だったがそんな気分はふっ飛んでしまった。

それまで寝転んでいたが 慌てて ベッドの上に正座して

「ほんとなの?」

「うん・・・」

レイはゆっくりとうなずいた。

「シンジにいちゃんの事が好きなの・・・。」


「でも 本当の兄妹じゃなかったとはねー 

驚いたよ、いつ分かったの?」


「半年ぐらい前にね、お母さんが親戚のおじさんと

電話で話してるのを偶然聞いちゃったの・・・。」


兄と自分は本当の兄妹ではない・・・。

その秘密を知ってから、レイは兄を異性として

意識するようになってしまったというのだ。

もともと幼いときから大好きな兄ではあったが

家族としてではなく異性として好きになってしまったと・・・。


「お兄ちゃんはその事知ってるの?」



「知らないと思う・・・多分・・・。

でも 最近なんとなく変なの

冷たいような・・・すごく優しかったのに・・・。」



「そうだよね 私にもすごく優しいお兄ちゃんだったもんね 。

私もちょっと憧れてたんだから・・。」


 少し残念そうにアスカが言った。



「・・・・・。」

「・・・・・。」



「で、 レイはどうしたいの? 告る?」

長い沈黙のあとアスカが口をひらいた。



「どうしていいか解らないの・・・でも怖い・・・。」

レイが目をふせたままぽつりと言った。


「だめだよ、恋はちゃんと成就させないと・・・。

私が味方してあげるからさ!」


「・・・・・。」沈黙するレイ。


「うーん  そういえばレイってまだバージンだったよね。」



「・・・うん・・・」

レイは思いつめた表情でゆっくりうなずいた。


「じゃあ、お兄ちゃんに捧げちゃう?」

そう言うとアスカは不敵にニヤリと笑った。


「とにかくレイは頭が固いし 引っ込み思案で

奥手ときたもんだから今まで損してるんだよぉ

そんなに可愛いのに・・・

まあ、生まれつきの性格っていうのかな? 

私みたいに図々しくならないとだめだよ!」


「・・うーん そうなのかな?」


「絶対そうだよ、 そうだ この際、私がちょっと

柔らかくしてあげるよ 積極的に成れるようにさ。」


そう言ったと思うと、レイの頬を両手でそっと挟み込むと、

顔を近づけてきた。


〈 えっ、なに?、ちょっとアスカ ! 〉声にはならないレイ


そう言おうとしたが唇をアスカの唇にふさがれてしまった。


「んんーんっ!」


〈 えぇーっ、ちょっ ちょっとぉー!〉 頭の中で叫んでいた。


最初はふざけて チョン!

とするだけのフレンチキス だった。

でも次にアスカはレイの頭を

両腕で抱え込み唇を重ねてきた。

もうレイには逃げようがなかった、

ついには深々と舌を差し入れられてしまった。


「ん・・っぐう」


レイの舌をアスカのそれがまさぐっていた。

少し酔っていたので気持ちが

大きく増幅してしまったのだろうか?。

アスカは〈チュパ チュパ〉と音を立てて

レイのその薔薇の蕾の様な唇を吸い、舐め回した。

口づけながら自分が立てているその音に

より一層の興奮を覚えた。

切ない表情のアスカ・・・心に火が着いてしまったのだ・・・

その目は潤んでいた。

見つめ合うレイの心にもその炎は飛び火してしまったようだ。・・・

レイも切ない表情で目を潤ませていた。



お読みくださってありがとうございます・・・

続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)


女友達 第二章

 

   
連続官能小説  女友達 (Girlfriend)


     第二章 


      ベッドの上で・・・。




アスカが両腕でレイの腰をしっかりと抱きしめると、

レイも両腕でしっかりとアスカの首にしがみついてきた。

「レイ・・ 大好きだよ・・・」

アスカは耳元で囁きながら熱い吐息を吹きかけ

レイのその柔らかい耳たぶを噛んだ。

もう一度唇を重ねると左腕を背中に回し

右手でパジャマのボタンを器用に外し始めた、

そして そっと手を差し入れると

レイのまだ十分には成熟してはいない乳房を包み込んだ。

唇を愛撫され 舌が絡み合い、前歯の歯茎の裏を舐められながら

レイはその初めての感覚に戸惑いを覚えていた、

そしてアスカの右手のしなやかな指が

少し埋もれていた乳首を探り当て摘み出して

絶妙な力加減でころころと転がすと乳首は硬く、膨らんだ。


「あっ、」「あぁっ、」


レイはビクッと大きく体を揺らした。

そしてアスカの唇がレイの乳房を愛撫し始め、

乳首がその舌先でもてあそばれると、

「はあっ はあっ あんっ、いやっ、ああんっ・・・」

〈 いやっ・・私どうなるの? このまま どうにかなっちゃうの? 〉

 と レイは心の中で叫びながら 

味わったことのない甘い誘惑の縁へと堕ちていった。

アスカはレイの後ろに回り込み 、両方の手で乳房を、

ゆっくりと揉みながら舌で耳から首筋へ

そして背中へと愛撫を広げていった。

右手はゆっくりと レイの まだ硬く閉ざされている花弁を

ショーツの薄布の上から束ねた指先でなで上げ始めた、

そしてまだ埋もれているであろう 一番敏感な花の芽の周りを

ゆっくりと円を描くように優しく丁寧に愛撫し始めた。



「はあっ、はあっ、ああっ、・・・」

「ああっ、、あああっ・・・」


少し声が甲高くなってきた。


手がショーツの隙間から差し入れられた・・・

レイの秘密の花園の大切な花弁を隠すように

なだらかな丘から土手へと生え揃ったばかりの若草の茂みの奥にまで 進み

大切に隠されている花の芽を今度は直に・・・さらにゆっくりと円を描くように

優しく、優しく、丁寧に、丁寧に愛撫し始めた。

「はあ! はあ! あぁっ!・・・」


その奥の花の中から蜜がにじみ出し指先を濡らしはじめた・・・

ヌルヌルとした蜜の潤みで花弁の一枚一枚をゆっくりと・・・

滑りが良くなった指先は また違った感覚を与えたのだろう

レイはビクン!と大きく体をのけぞらせ


「ああっ!!・・・・」 と


初めての経験にひときわ甲高く

叫び声にも似た声を上げ上げガクガクと震えた。



お読みくださってありがとうございます・・続きをお楽しみに・・。
              (執事:セバスチャン)



       

女友達 第三章

   

連続官能小説  女友達 (Girlfriend)


    第三章 

     ベッドの上で‐②







アスカはぐったりと力の抜けたレイの躰を

パジャマを脱がせながらベッドに寝かせた、

そしてレイの躰の隅々まで手指と唇、舌を

巧みに使い愛撫を続けた・・・。 

宝物がどこに埋まっているのか 探し出すように・・・。

アスカの愛撫は続いた・・・。

いまや 小さなさざ波が

大きなうねりとなってレイに押し寄せていた。

まつ毛の先から、唇、首筋、背中、脇腹、

脇の下、肘、膝の裏、手足の指の一本一本に至るまで

体中一部のすきなく愛撫し続けた。

そしてレイの両足の間に移動すると

レイの身につけている最後の1枚である 

清楚な白いレースのショーツをゆっくりと下ろし始めた。

レイにはもう逆らう すべは なかった.

レイはもう何一つ身につけていない。



「アスカ、私・・・私・・・。」

「大丈夫だよレイ・・・・心配いらないよ。」


アスカはにっこりと微笑んだ。


「恥ずかしい・・・。 お願い、灯リを消して・・・。」


消え入るような声で・・・

レイはアスカに灯りを消すように懇願した。






  お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)


女友達 第四章

   

連続官能小説  女友達 (Girlfriend)


    第四章 


       月灯りの下で・・・。






 灯りが消された・・・。



青白い月灯りがレイの躰を先程よりも

艶かしく浮かび上がらせた。

「もう恥ずかしくないよね・・。」

アスカもパジャマとショーツを脱ぎ

ベッドに横たわったレイの足元に座った。

ゆっくりとレイの足を指の先から愛撫し始めた、

かかと、くるぶし、膝の裏、太腿の内側へと

ゆっくりと愛撫は続いた。

そしていまや熱い蜜で溢れている花弁にそっと口づけた。

花びらの一枚一枚を舌で確認するように

ゆっくりと舐めあげ、くちびるで全体を包み込み

乙女の一番敏感な花芯を覆い隠している皮ごと 少し硬く大きくなった

その芽を舌のさまざまな部分を使って丹念に舐め上げた。

そしてまだ誰にも触られていない花の内側へと

舌を尖らせてそっと入れてみた。



「あっ、あっ、あぁー」

「はぁ・はぁ・もうだめ・、私、溶けちゃいそう・・。」


熱いうめき声と、激しい息づかいのなかで

レイは困惑しているようだった。


「痛くない?」

「はぁ・・はぁ・・うん」



「じゃぁ これは?」

アスカは 口に含み唾液でベトベトにした指を

レイの花の中へとゆっくりと滑り込ませた。

「あっ!」

「痛かった?」

「はぁ、はぁ 少しだけ・・・。」

「でも もう大丈夫 はぁ はぁ

 痛かったけど気持ち・・よかった。」


レイが少し恥ずかしそうに言った。


「よかった、じゃあ次はいよいよ・・・。」


そう言うと部屋の灯りを消す時に

机の引き出しから持ってきた箱を取り出した。


「それ何?」


レイがたずねた。


「私のボーイフレンド・・、今日はレイに貸してあげる」

と、箱から少し小さめのバイブレーターを取り出した。

口に含み唾液でベトベトになったバイブレーターを

レイの一番敏感な花の芽のところにそっと押し当てた 


 [ プチッ ]


スイッチを入れる音がした。


 [ ビィーン ] 


バイブは小さなうなりを上げて震えていた。


「ああーっ!」


今まで味わったことのない 激しい快感がレイの体を突き抜けた。


「あーっ」「だめー」「ああーっ」

「もうー」「あーっ」「いやーっ」


花の芽から、花びらの合わせ目、内側への入り口へと

少しずつずらしていった。


少し埋めてみた。

〈ヌプッ!〉

「ああっ」「あーっ」


レイは体を弓なりに反らした。


「痛かった?」

「・・・・。」


レイは無言で首を横に振った。


「違うの・・いいの・・ああーっ」


思い切って一番奥まで埋めてみようとした。

少し抵抗があった、

〈クチュッ!〉

「痛っ!・・・ あっ あーっ」

〈クチュ クチュッ!〉

ゆっくりと、入り口から奥へと、

何度も、何度も確かめるように入れては戻り・・。

ついには、一番深い所まで・・・。

〈ズウィーンーー!〉

「ああーっ 痛いっ けど・・・い・・い・・」

「アタシ・・・壊れ・・ちゃうの?」


レイが激しい息づかいの中で声にならない声で訪ねた。


「壊してあげるよっ・・・レイ。」


そう言うとアスカは激しくバイブを動かしレイの花の中をかき混ぜ始めた。

〈クチュッ クチュ クチュッ グチュッ!〉

「あああーっ」

悲鳴にも似た絶叫の中、体を大きく反らしたかと思うとがっくりと動かなくなった。

アスカはバイブをゆっくりと引き抜いた、そしてレイの蜜と鮮血で染まったそれを

口に含みきれいに舐めまわし始めた。


「レイの・・匂いだ・・・。」


アスカは小さく独り言を言った。



  お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)


女友達 第五章

   
   

連続官能小説  女友達 (Girlfriend)


    第五章 


       月灯りの下で・・・②




 レイは少しの間、気を失っていた。

アスカはそんなレイの顔を見つめていた。

しばらくしてレイが気づいた。

「恥ずかしいからそんなに見ないで・・・」

本当に恥ずかしそうにそう言った。



「ありがとう、アスカ・・・。」

レイは甘えるようにアスカの胸に顔をうずめた、

その目には涙が溢れていた。

「優しくしてくれて・・・私のためにあんなに・・・」

「だから怖かったけど・・・

 アスカだったから・・・怖くなかった。」


「すごく可愛かったよレイ  今までで一番・・・」


アスカはレイの涙を唇で拭った、そして愛しそうにレイを抱きしめた・・・


「もし私が男だったら惚れてるところかな、女でも惚れちゃうかも・・」


そう言って切ない目でレイを見つめた。



〈 これって恋? 私レイに恋したの? 

 私って変なのかな?この気持ちってどうすればいい?〉

アスカは自分にそう問いかけていた・・・・。



心の中ににときめきと戸惑いの気持ちが生まれ始めたのだ。

アスカはレイを抱きしめたその手に力を込めた。・・・・。

     
          
   お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)

女友達 第六章

   
連続官能小説  女友達 (Girlfriend)


     第六章 


       目覚め・・・。




 月灯りが柔らかな朝日に変わっていた。

先に目覚めたアスカは朝日の中に横たわる

レイの体を見つめていた。

〈 ・・・レイ・・・綺麗・・・〉


ショートヘアーで男の子の様な話し方、

制服以外は ほとんどジーンズ等のパンツ姿、

部活でいつも日焼けしたボーイッシュな自分・・・

そんなアスカとは違って、

レイのそれは透き通るような白い肌、均整のとれた体型、

つややかで長い黒髪、端正な顔立ち、・・・。

美少女の条件を備えていた。

朝日を浴びてその髪が、身体中の産毛が、

そしてなだらかな丘から土手へと生え揃った若草の茂みが、

金色に輝いていた・・・。



レイが目覚めた、二人とも裸であることに気付いたレイは

「ん、もー そんなに見ないでよー、恥ずかしいっ」

そう言ってアスカに背中を向けた。

昨晩の出来事を思い出し 恥ずかしさで耳まで赤く上気していた。


「耳まで真っ赤だよ・・・」


そう言うとレイの体を後ろから羽交い絞めにし

熱く上気した耳たぶに軽く歯を当てた。

「あっ!」レイは思わず声を上げた。

「ああっ アスカ~ だめ~」


後ろから羽交い絞めにされているので 手も足も出ない・・・

アスカにその体を愛撫されるがままだった。

しかもアスカはレイの体を隅々まで調べ上げている、

どこに感じるポイントがあるのかアスカには全て解っていた。


「ちょっ ちょっと、ずるいよ~。次は私の番だよ~。」


「えっ!」


一瞬アスカの力の抜けた瞬間にレイはクルリと向きを変えた、

そして昨日自分がされたようにアスカに深い深いキスをした・・・。

唇を離した時ねっとりと糸を引いていた。

レイとアスカ、二人の瞳が潤み始めた。

レイがアスカに愛撫を始めた、昨日 自分がそうしてもらったように。

感じるポイントを探し始めた。昨日自分が受けた愛撫を思い出しながら・・・。


「ハアッ アッアッ」 「アーッ」


今日はアスカが声をあげる番だった、レイに比べ

多少は性の経験があるアスカはレイよりも敏感に反応した。

でも本当はそれだけではなかった、

レイに愛撫されているという歓びが

アスカの感覚を研ぎ澄ませていたのだ。

アスカはレイに対し女友達以上の感情を抱くようになっていた、

それを決定づけたのは昨晩二人の間に起きた

この秘め事のせいであった。


本人はそう思っていないようだが、

アスカもレイとはタイプこそ違うが美少女である。

小さくエキゾチックな顔立ち、

手足がスラリと伸びたスレンダーな体型はティーンズ雑誌の

モデルのようだ、その全てを今はレイに愛撫されている。


「アン・・アン・・・」 「アーッ」


レイがアスカの花弁に顔をうずめ 花の芽を舌先で激しく転がしながら、

その長くしなやかな指を差し入れ 蜜壷の内壁を調べ始めると

アスカの少しハスキーな声が1オクターブ高くなった。



 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)

女友達 第七章

 



   連続官能小説  女友達 (Girlfriend)


    第七章 

         覚醒・・・。




「じゃあ そろそろボーイフレンド呼んでもいい?」

レイは昨日のバイブレーターを手に取りながら 

使うことを提案した


「ハア、ハア、・・・うん」  

「あっ、 ちょっと待って」

「実はもう一人 彼氏がいるの・・・。箱を取って・・・」


アスカが少し恥ずかしそうに言った。


「それって、少し違うね? そっちの彼が本命?」


アスカが箱から取り出したバイブは

一回り大きくゴツゴツした感じの物だった。


「これを使って・・」


スイッチを入れるとレイの手の中にあるバイブと取り替えた。

レイから受け取った小さめのバイブを

舐め回し唾液でベトベトにした。

[ ビィーン ]  スイッチを入れられたバイブは

小刻みに震え始めた。

そしてレイの花片の奥深くへと ゆっくり沈められた。


〈ヌプッ!〉


「ああっ  ア、  ス、  カ、・・・・。」


レイは体を震わせた。

そして震える手はその震えよりも激しく振動した大きなバイブを握らされ

アスカの中へと導かれていた。


〈ムプッ!〉


   [ ウィーン ] 

   [ ビィーン ]


二本のバイブレーターが交差した。


〈クチュッ !  クチュッ!〉


「アアッ アッ アッ  アアッ・・・」

「あぁっ  あっ あっ・・・・」


レイに花弁の奥深くバイブを沈められたアスカは

正気を失いそうになっていた。


〈ブゥンーッ グゥンーッ!〉


「レイ・・・アア・・レイ・・もうっ・・アア・・好き・・好き・・

大好き・・・・アア・・私・・もう変になりそう・・

欲しいの・・レイが・・レイが欲しい・・・」


〈クチュッ !  グチュッ!〉


「ああっ  アスカ・・・好きだよ・・・私もっ・・・・」


〈グチュ !  クチュッ!〉〈ブゥンーッ グゥンーッ!〉


〈クチュッ !  グチュッ!〉〈ウィーンッ ブィンーッ!〉


二人はお互いの蜜壷を激しくかき混ぜあい 

潤んだ目で切なく見つめ合った・・・。



 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)


女友達 第八章

  
   
    連続官能小説  女友達 (Girlfriend)


     第八章 

         嫉妬・・・。



 その互いの体を絡めあったまま ・・・・

アスカの部屋のベッドで二人は少し眠った・・・。

例えようもなく大きな快感のうねりに支配され

二人共起き上がることが出来なかった。



「レイ・・・好き・・・」 

「でも、レイはシンジ君のことが好きなんだよね?」



レイに顔を近づけ 切ない目でアスカは問いかけた。



「・・・うん。」 

「お兄ちゃんが好き・・・、でもアスカの事も好きだよ。」


ゆっくりと噛み締めるようにレイが答えた。



「アスカも~、 じゃ嫌なの・・・ 

    アスカが~ じゃないと・・・嫌だ・・・」


少しすねたようにアスカが言い放った。



「でも・・・ 私・・・私・・・」

レイは困惑の表情を浮かべた。



しばらく沈黙が続いた。



「ごめんねレイ、困らせるつもりは無いんだ。 

         ただレイの気持ちが心配なんだよ」

「だってそうじゃん、二人は兄妹として

   ひとつ屋根の下に暮らしてるんだよ、シンジ君だって

        本当のことを知らないかもしれないんだよ、」




「・・・・。」沈黙するレイ。



「シンジ君が本当のこと知ってるか・・・がカギだよね。」

「知らなければレイのことも ただの妹で 異性としては見てくれないよ・・・」

「シンジ君がレイに冷たくなったのはいつ頃から?」




「・・・うーん。」 「やっぱり半年ぐらい前かな?」




「じゃあ レイが秘密を知ったのと同じ頃だよね?」




「うん、そうだね」



「・・・・。」「ウーン・・・。」

「そうだ、そうだよ、」急に大きな声になるアスカ



「・・・エッ!」どういうことかわからないレイ。



「レイは秘密を知ってから 知る前と同じ態度で

            シンジ君と二人で居れた?」


「全然だめ!、目も合わせられなかったの」


「それって シンジ君がレイに対してとった態度とおんなじじゃん!」


「あッ!」


「そうだったんだよ、シンジ君も秘密を知ってたんだよ、

        レイを意識してたんだよ、きっとそうだよ!」

「だったらシンジ君もレイのことが好きなんだよ!」



「えぇー、うそーっ!!」レイが瞳を輝かせた。


その瞳の輝きを間近で見てアスカは切なくなった。

やはりレイは兄のシンジが好きなのだ。


「レイ・・・。ちゃんと恋を成就させておいで・・・。」


「アスカ・・・。」


「私は大丈夫だよ、大丈夫。アスカが好き!って

言ってくれるヤツを見つけるからさ、心配いらないよ。」




その日の夕方ちかく レイは自宅に帰っていった。

「この勢いで告っちゃえ!!」とアスカに背中を押されたからだ。




〈 あーっ レイのやつ コンタクト忘れてるー! 〉


アスカは洗面所のコンタクトレンズの洗浄容器を手に取った。


〈 どうなったかな、・・・もう関係ないことだけど 〉

〈 私、この先男の人を愛せるのかな?・・ 

   あぁー レイ 好きだった・・・。〉



アスカは少し悲しげにリビングの窓の外に目をやった。

公園で子供たちが走り回っているのをぼんやりと眺めていた。

いつの間にか降り出した夕立も上がっていた。

窓をあけると雨上がりの空は夕焼けに紅く染まり始めていた。




 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)

女友達 第九章

 


 
  連続官能小説  女友達 (Girlfriend)


    第九章

      兄と母・・・。




 アスカは窓の外の景色を眺めながら

胸の中にポッカリと穴があいたような寂しさを感じていた。

〈 レイ・・・ずっとそばに・・・一緒にいて欲しかった・・。〉

レイのことばかりが頭の中に浮かんできた。


「ハァー」

大きなため息が出た。



    [ ピンポーン ] 



  玄関のベルが鳴った。


「はーい」

「母さん?、今日も泊まりじゃ無かったっけー?」

そう言いながらアスカがドアを開けると


「アスカ~!」

泣いているような声でレイがしがみついてきた。



「レイ!」

「どうしたの!ずぶ濡れじゃない?」

「コンタクトだったら私が・・・」

おどろいて抱きとめるアスカ。


「アスカー、私 クスン 」

「もうだめ、だめだよーっ ヒック!ヒック! 」

レイは肩を揺らして 泣きじゃくっていた。



「ちょっと、落ち着いて・・・ね、とにかく入って。」

アスカはクローゼットの中からタオルを取り出しレイに持たせた・・・。

「顔をふいて、さあ・・・。」



レイはタオルに顔をうずめた・・・。

肩がビクン・ビクンと揺れていた。



「とにかくお風呂に入ろう! 風邪ひいちゃうから、ね! 

                お湯、すぐに入れるから。」

アスカは素早く風呂の用意を済ませると、

レイを脱衣場に連れて行って濡れた服を脱がせ始めた

「何も心配いらないから、私がここにいるから・・ね。」

雨に濡れた 白いブラウスを脱がせながら、

レイの顔を見た、目に一杯涙をためていた。

〈 うわっ やばっ! 可愛すぎる! どうしよう? 

           キス したくなっちゃうょーっ! 〉

と、心の中で叫んでいた。


レイはまだ肩を揺らしながら立ち尽くしたままだ、 

仕方がないので アスカが下着まで脱がせる事にした。


「さあ、お風呂で暖まろうね。」

そう言ってレイの肩を抱き浴室へ導いた。

アスカが下になり 二人で体を重ねるように湯ぶねに浸かった。

まだ、半分しか入っていなかったお湯は、ちょうど一杯になった。

アスカはレイの震える体を後ろから抱きしめていた。



「・・・・。」

「・・・・。」



しばらくの沈黙のあとアスカが尋ねた

「一体、何があったの? レイ」


「・・・・。」

「お兄ちゃんが・・・。」

「お兄ちゃんが・・・お母さんと・・・お母さんと・・・」

震える声でレイが話し始めた。


「どうしたの?」

アスカが肩越しに顔を覗き込むように尋ねた。


「キス・・してた・・・。そう、キスしてたの・・・。」

深くうつむいて ゆっくり そう言った。


「エェーッ!」「どういうこと?」

大きな声でアスカは尋ねた。




「帰り道、急に夕立が降ったでしょう、 

私、濡れちゃって・・・、

ここからだと家の裏の方が近かったから

急いで 勝手口から入ったの、そしたら応接間で

お母さんとお兄ちゃんがキスしてたの・・・」




「ハチ合わせしたって事?」 

大きく目を見開いて尋ねるアスカ。



「違うの、私が見ただけ」

 記憶を確認するようにゆっくりと話すレイ。


「それってどういう事」 

理解できないアスカ。


「二人とも目をつぶってたんだもん。

お母さんはウットリしてるみたいだった・・・・。 

タオルを取りに 応接間の前を通ったら扉が少し開いてたの、

で覗いてみたらお母さんがいて・・お兄ちゃんとキスしてた・・。

アスカがしてくれたみたいな・・・ あんなキスだった。」


「・・・・。」


「どうしよう!、私、あの家には帰れない・・・。」

急に不安そうな声になるレイ。


「大丈夫、ここに・・・一緒にいればいいよ」 

後ろから抱きしめるアスカ。


「いい・・の?」

振り返るレイ。


「一緒にいてほしい・・・。」

じっと見つめるアスカ。


「ごめんね、ごめんね、アスカ・・・。」



「とりあえず、今日の夜も誰も帰って来ないはずだから・・・。」

遠くに視線を移すアスカ。



レイを抱きしめていたアスカの手に力が込められた。・・・。




 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)



女友達 第十章

  


連続官能小説  女友達 (Girlfriend)


    第十章 

       傷心・・・。


 

 「洗いっこ しようか?」

気分を変えようとアスカがレイに尋ねた。

「うん、私もアスカのこと洗ってあげる。」

無理に明るくレイも答えた。

浴室の洗い場で二人はボディーシャンプーを泡立て

お互いの体に塗リあって抱き合い

そのつるつるとした感触を楽しんだあと 

お互いを手のひらで洗い始めた。



「・・ガマン大会だね・・・。」 

少し目の色が変わってきたレイ。


「・・・うんっ・・」 

もう目が虚ろな アスカ。


「・・・感じちゃいそう・・・」 

歯を食いしばって 耐えている レイ。


「・・・うっ・うんっ・・・」 

もうアスカは時間の問題だ。


向かい合って、お互いの乳房を洗いあっていた。

レイの手のひらが下に降り、

アスカのそのなだらかな丘の若草の茂みから 花弁を撫でまわしたとき、

「あっ、だめ・・・」

そう言ってアスカはヘナヘナと

手を付きしゃがんでしまった。

それはより一層 花弁をむき出しにすることになった。

すでに先ほどから開きかけた花弁に 

手のひらの泡をレイがゆっくりと丹念に撫で付けた

「アッ、アーンッ」 甘い声が漏れ、浴室に響いた。

普段は男言葉になる事が多いアスカだが

彼女が感じている時のその喘ぎ声は

少し ハスキーな声も伴って、大変に女っぽく

色気を感じさせるものであった、いわゆる

ツンデレ の類(たぐい)といっても良いであろう。


「私の勝ち!」


レイが少し得意げに微笑んだ。


「ずるいよー、レイ~」

アスカは切なそうに 訴えていた。






もう一度 二人で湯船に浸かった。

レイの背中に密着したアスカは

空いている両手でレイの乳房を揉み始めた、

そして両方の乳首を指でつまんだ。

いつもなら少し埋もれているはずだが、

そこは先ほどからの泡による攻撃で既に硬く尖っていた


「ああっ そこはだめっ ずるいよー。」

甘く、切ない声でレイが訴えた。


「さっきの仕返しだよ」 

 男の子のようにアスカが答えた。 


こんなやりとりが一時間近く続いた。



「フーッ」

「ハァー」

「のぼせそう・・・」

「熱いね・・・」


二人とも体中 真っ赤になって浴室から出てきた。

だが赤くなっているにはお湯のせいだけでは無かった、

体の芯が火照っているのが二人には解っていた。



「飲む?」 

嬉しそうに尋ねるアスカ。 


「うん!飲みたい」 

レイも嬉しそうに答えた。 


「どっちにする?」 

レイのそばにより顔を覗き込むアスカ。


「今日はチュウハイにしてみようかなー・・・

              酔いたいの・・・」 


大人びた声でレイが言った。


「両方飲んでもいいよ、酔わせてあげる・・私が・・。」

 アスカはレイを軽く抱きしめた


「じゃあビール飲んでから ・・・チュウハイね・・・」

 レイは少しだけ心配そうな声に変わった。


「ほんとに大丈夫?」

アスカは心配そうに尋ねた、そして抱きしめた手に力を込めた。


「酔ったら介抱してね・・・。」

甘えた声でレイが囁いた。



昨晩と同じように二人は腰に手を当てて缶ビールを飲んだ。


「でもどうして 腰に手を当てるの?」

笑いながら尋ねるレイ。

「おじさんが駅のキオスクでさー 」

アスカの顔も笑っている。

「あっ! そうだよねっ!」

急に真顔になるレイ。

「決まりなんだよ」

再び笑い出すアスカ。

「決まりなのね」

笑いながら納得した顔のレイ。


お互い見つめ合って もう一度笑った。

何気ない会話の中で アスカは幸せを感じていた、

一度失ったはずのレイが隣に居てくれる。


レイの心の傷が少し心配ではあったが、

自分を頼りに・・・、必要としてくれていると感じていた。

それはアスカにとってこの上ない喜びだった。



 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)