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2012年08月の記事

女友達 第二十三章

連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十三章 


           それぞれの朝・・・。





 レイとアスカ、そしてレイの母親ミサトと彼女の義弟リョウジ

それぞれの甘美な夜は更けていった・・・。




一夜明けて・・・アスカの家・・・洗面所で・・・




「レイのオデコって私とおんなじだね・・・!」

ヘアバンドを着けて顔を洗おうと横に並んだレイを見てアスカが笑った。

「ほらねっ!」

歯を磨きながらアスカは左手で前髪をかきあげた。


「ほんと・・・おんなじだね! 富士額(ふじびたい)って言うんだよねっ!」

レイも笑いながら答えた。

「美容院でさあー 『日本髪が似合いますよー 』だって! 

   舞妓さんじゃないって言うのっ!」

「フフフッ!でもほんとに似合うかもしれないよっ!アスカなら・・・。」

「それはレイの方でしょっ! 色白の美少女なんだから・・・。」

「・・・そうかしら!・・・エッヘン!・・・フフフッ!」

レイが両手を腰に当て胸を反らせておどけて見せた。

「でもアスカと私ってなんとなく似てると思わない?」

「そうだね、ちっちゃい時よく姉妹と間違われたもんね!」

「私は嬉しかったな・・・間違われて・・・。」

「誕生日までおんなじ日なんてね・・・」

「私達、同じ病院で産まれたんだよね、同じ日に・・・」

「そうそう、だからうちの母さんとレイのお母さんは

      私達が生まれる前からの友達だって・・・」

「ちっちゃい時からずっと一緒だよね 私達・・・」

「もっと前から・・・産まれる前からだよっ!」

「これから先も・・・だよね? アスカ・・・」

「ああ もちろんそうだよ レイ・・・」

「姉妹みたいだよね・・・私達・・・」

「もちろん私がお姉ちゃんだよね? 妹のレイちゃん?」

「ずるーい!(笑)まあ しょうがないっ お姉ちゃんの座は

  アスカに譲ってあげる・・・私はかわいい妹でいいわっ!」

「どっちがずるいんだよっ(笑)・・・」

そう言って、アスカはレイのオデコを人差し指で〈 ピンッ 〉とはじいた。



朝食を食べながらアスカが少し心配そうに尋ねた。

「ねえレイ、家に帰れる?」

レイの顔が少し曇った。

「うーん、ちょっと心配なの・・どんな顔をしてればいいかって・・・」

「そうだよね、シンジ君とも おばさんとも・・・

  でも二人がキスしてたんじゃ無かったんだから・・・

    なるべく平静を装って・・・いつもと同じ様に・・・」

「自信ないよ~ 私。」

「大丈夫!女優さんになったつもりで・・・お芝居して・・・」

「エエーッ、大丈夫かなあ?」

「じゃあスパイになったつもりで、二人のことを探って!」

「探るって? 何を?」

「シンジ君には、レイの事どう思ってるか?、おばさんには、キスの相手は誰か?」

「そんなの無理だよ~っ!」

「大丈夫!そう思ってれば案外平気でいられるよ!・・・きっと大丈夫だから!」

「本当?、自信ないけど、仕方ないよねっ・・・・やってみる・・・」

「任務の成功を祈る!」

アスカがふざけて敬礼をした。

「んもうっ!アスカったら・・・」

レイが口を尖らせ、ほっぺたを膨らませた。

そして

「フフフッ! ありがとうアスカ・・・私の気持ちを楽にさせてくれてるのね!」

「可愛い妹だからね!・・・仕方ないよ(笑)・・・。」

「フフフッ・・・!」

「ハハハッ・・・!」

二人は顔を見合わせて笑った。

その日の夕方、レイは帰宅した・・・。







一方、ミサトとリョウジはその朝 遅くまで布団の中でまどろんでいた・・・

肌が合うと言うのだろうか・・・お互い離れがたい気持ちになっていた。

「ねえ・・今度は何時こっちに来るの・・・?」

ミサトが少し甘えたような声で尋ねた。

「来週かな? また連絡するよ・・・。」

「私達・・・これからどうなるの? 私、どうすればいいの?」

「心配要らないよっ・・・俺がついてるから・・・。」

ミサトを抱きしめた腕に力をこめてリョウジが答えた。

「私をこんな気持ちにさせて・・・ずるい・・・。」

「好きだよ・・・ミサト」

「私は・・・」

「私も・・・好きよ・・・」

二人とも自分の気持ちに逆らえなかった・・・・。

その日の午後リョウジは神戸に帰って行った。

ミサトはリョウジを送り出した後、彼が泊まった痕跡を消すように

家の中を片付け始めた・・・。







 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)


女友達 第二十四章

  連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十四章 


           レイの匂い・・・。




「ただいまー」

レイはわざと大きな声を出していた。

「お帰り・・・洗濯物出しといてね レイ・・・」

夕食の仕度をしながらミサトが答えた、二人とも眼を合わせられずにいた・・・。

「はーいっ!」

レイはそのまま トートバッグを脱衣場に運び 洗濯物を脱衣カゴに入れた・・・。

するとバッグの底に見慣れない箱が入っていた。

〈 何これ? 〉

箱を開けてレイは驚いた、アスカが(ボーイフレンド)と言っていたバイブレーターだった。

〈 アスカだなぁ~・・・! どうしよう! お猿さんになっちゃうよ~ 〉

周りを見渡し、誰にも見られていない事を確認して、レイはアスカとの事を思い出し

一人で赤面していた、頬を上気させ耳まで赤くなっていた・・・。

そして母ミサトに気付かれぬように自分の部屋に持って行った。

そして机の鍵のついた引出しにしまった。

〈 あーっ ドキドキするっ もーっ アスカの奴めーっ!〉

    ( ピッ 〉

「もしもし アスカ?、ビックリするじゃない・・・!

     見つかったらどうするのよ・・・もうっ・・・!」

レイは声を潜めてアスカに電話をした。

「あっ、レイ・・・やっぱり あげようと思ってさ・・・

   でも お猿に成っちゃ だめだよ・・・。ほどほどに・・・ねっ!

      それから〔フェラチオ〕練習しといたほうがいいよ・・・

        シンジ君もきっと喜ぶからさ!」


前日の夜 レイはアスカにフェラチオのやり方だけは教えてもらっていた・・・。

最初は「そんな事しないよっ!」と言っていたレイだったが

アスカに絆されてコーチを受けていたのだ。


「そんなの自信ないよ~、お猿になって 成績下がったらアスカのせいだからね!・・・」

「大丈夫だって!元気出しなよ・・・それでモヤモヤをすっきりさせてさっ!」

「うん、そうだね・・・ありがとう 心配してくれて・・・お姉ちゃん!」

アスカに言われると不思議と本当にそう思えてくるレイだった。

「うん、じゃあ がんばってみるね・・・じゃあ明日 学校で・・・。」

     ( ピッ )

「ありがとう、お姉ちゃん・・・」

レイは携帯電話の待ちうけ画面にそう呟いていた、

レイとアスカが仲良く並んで微笑んでいる写真だった。


「ただいまー」

レイの兄、シンジが帰宅してきた。

「あぁ お帰り シンちゃん、洗濯物出しといてね。」

ミサトはレイに言った時と同じようにシンジに洗濯物を出すように言った。

彼女はシンジにも眼を合わせられずにいた・・・。



シンジは脱衣場で洗濯物を出そうとして脱衣カゴの中に入っていたレイの下着を見つけてしまった。

〈 うわっ! やばっ! レイの下着だ!〉

シンジは思わず周りを見回し、レイのショーツを手に取った・・・。

心臓がこれ以上早く出来ないと思えるほどドキドキと打ち付けている、

そしてショーツに着いたシミを見つけてしまった・・・。

〈 うわっ! シミが着いてるっ・・・.〉

布地が二重になったクロッチの部分を両手で広げ人差し指でそっと触ってみた・・・。

〈  わっ! まだ濡れてる・・・。〉

シンジはもう一度周りを見渡した・・、そしてそれを鼻の前に持って行き

大きく吸い込んだ・・・。

〈 レイの匂いだぁ~ 〉

シンジは甘酸っぱいレイの匂いに頭がクラクラするのを感じると同時に

下半身のもう一人の自分が はちきれんばかりに 痛いほど 硬く膨らんで、

その先端からはニュルニュルとした液が染み出しブリーフを濡らしているのを感じていた・・・。





 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)

女友達 第二十五章 

連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十五章 


           三人の食卓・・・。




 「ごはんよー」

ミサトが子供達に声を掛けた。

「はーい」

レイは顔が赤くないか気にしながら・・・二階の自分の部屋から

シンジは前の膨らみを気にしながら・・・脱衣場から

ミサトはリョウジが泊まった証拠が残っていなかったか気にしながら・・・キッチンから

それぞれ思惑を胸にみんながダイニングに集まった・・・。

「あっ お兄ちゃん お帰り! お兄ちゃんもお泊りだったの?」

無理に平静を装いレイは明るく振舞っていた。

「ああっ ただいま! ケンスケのうちに泊めて貰ったんだよ。」

しかしシンジは脱衣場でレイの下着を見た為に レイの顔をまっすぐ見れなかった。


「うわーっ おいしそう!」

レイがわざと大きな声で言った。

「本当!うまそうだなぁ!」

シンジもわざと大きな声で・・・。

「二人とも好きだったでしょう、ハンバーグ。」

「うん、食べよう! 食べよう!」

三人はテーブルに着いた。

「いただきまーす!」

食事が始まった・・・。

「うん!おいしい!」

そう言いながらレイはミサトを見ていた・・・。

〈 お母さん・・・いつもと違う・・・何かこう・・キラキラしてる? 〉

レイはミサトの母親ではなく女の部分の昂ぶりを見逃さずにいた・・・。

ミサトもレイを見て彼女の変化に気付いていた・・・。

〈 レイ・・・この子 どうしたのかしら? 何か急に大人っぽくなって・・・まさか誰かと?・・・。〉

自分の若かった頃を思い出し、レイが経験したのではないかと勘ぐっていた。

そんな二人には全く気付かずシンジの頭の中は、さっきの下着のことで一杯だった。

レイの方をチラチラ見てはショーツについたシミの事を思い出し、折角 鎮まりかけた

もう一人の自分がまた思い切り膨らんで、

その先端からはニュルニュルとした液が染み出し始めた、

そして ブリーフがいちだんと濡れてゆくのを感じていた・・・。

〈 ウッ・・・やばいっ! 〉

シンジはどうしても興奮を抑えることが出来なかった。



「昨日、神戸のリョウジおじさんが来てね・・・。」

ミサトが話し始めた・・・。

「今度こっち(東京)に出店するんだって。」


「へえ~っ! すごいじゃない、じゃあまた おいしいパンが食べれるのね!」

レイが嬉しそうに言った。


「おじさんの所のパンは美味しいよね・・・。」

シンジも気を逸らそうと遠くを見ながら呟いた。



「それでね おじさんに開店の準備とか色々手伝いを頼まれてね・・・。

   おじさんがこっちに来たときにお手伝いに行ってあげようと思うのよ・・・。

    夜遅くなったり、徹夜なんて事もあるかも知れないんだけど 

     あなた達 お母さんが留守にしても大丈夫よね?」


ミサトはリョウジと密会する時の口実を子供達に告げた・・・。



「私はいいよ・・・。」

そう言ってレイは直感した・・・。

〈 神戸のおじさんなのね、お母さんのキスの相手は・・・!

   お父さんの弟・・・お母さんの義理の弟じゃない・・・

    ・・・そりゃあ イケメンで独身だけど・・・

     あれからキスの続きが?・・・だから確認の電話を?

      じゃあ 泊まったかも知れないって言うの?・・・そんな! 〉



「俺も大丈夫だけど・・・。」

〈 母さんが留守って事は この家にレイと二人っきりって事・・・?

   どうしよう? やばいよ! 我慢できるかな?・・・俺。

    それでなくても 俺たち 本当の兄妹じゃあないんだろ?

     どうすりゃいいんだよ、このモヤモヤした気持ち・・・?

      あ~あっ・・・レイの事が好きだなんて・・・!

       レイは知らないんだろうなあ 本当の事を何にも・・・。〉


 やはり、シンジも本当の事・・・兄妹の秘密を知っていた・・・

 彼もレイと同じ様に悩んでいたのだった・・・。





お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)


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女友達 第二十六章

  連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十六章 


           二匹の猿・・・。






  〈 ・・・そうだよ、俺たち 本当の兄妹じゃ ないんだよ!でも、そうすると

レイか俺のどちらかが この家の本当の子供じゃないって事 ?

それとも二人共って事もあり得るのか・・・?レイは知っているんだろうか?

あの電話の日の頃から何となく よそよそしい感じがするんだけど・・・?

どうすればいい・・・いったいどうすれば・・・? 〉


 〈 ・・・そういえば 母さんの電話の相手は神戸のおじさんみたいだったな

      おじさんは知っているのか・・・? 〉


 〈 ・・・レイは母さん似だし・・・俺は死んだ父さん似で、いとこのカヲル君

      とも似てる・・・一体どうなってるのか・・・わからない・・・わからないよ! 〉

       

シンジは自分の部屋のベッドの上でずっとそんなことを考えていた・・・。




一方、レイも 入浴を済ませて自分の部屋に戻り

ベッドの上に寝転がって 半年前の電話の事を思い出していた・・・。



 〈 お兄ちゃんは知ってるのかな・・・? 

あの頃から何となく冷たい感じがするんだけどな・・・。

私、どうしたらいいのかな・・・? 

もしお兄ちゃんに告白して相手にしてもらえなかったら・・・? 惨めだよね・・・!

万が一 私のことを好きだとしても・・・普通のカップルには成れないよね・・・

でもお兄ちゃんと・・・。 お兄ちゃんと・・・。 

いやだ!私 何考えてるんだろう!Hな事 想像するなんて・・・! 〉


レイはシンジに抱きしめられ、キスされている自分を想像して顔を赤らめ、

肢体が熱くなってくるのを感じていた・・・。

目を閉じると自然にその続きが・・・シンジの唇が首筋ヘ・・・そして乳房を揉まれ、

ショーツの上からレイの一番大事な所へと・・・。

アスカとの経験で想像は生々しいものになっていた。

レイの手は自然に胸に伸びていったそしてゆっくり乳房を揉み始めた・・・。


 〈 いやだ・・・!私 このままだとお猿になっちゃいそう・・・! 

    でも・・・でも止められない・・・!止められないよう! 〉


 レイの指が乳首を摘み指先でコロコロと転がす・・・。


     「あっ・・・。」


思わず声が洩れてしまった、片方の手で口を押さえた、もう片方の手は

胸からパジャマのズボンの中に移動していた・・・。

足をゆっくり開きショーツの上からゆっくりと撫でまわし始めた・・・。

その手が兄の・・・シンジの手だと想像しながら・・・。


     「ああっ!・・・」


声を・・・口を塞ぎきれない・・・。

レイは枕に顔を強く押し当てて声を殺した・・・。


    「はうーん、 うぅーん、」


手は既にショーツの下に滑り込んでいた・・・。

レイの指が直接クリトリスを撫でまわし始めた・・・。

最初はそっと・・・、そして段々と激しく・・・。


   「お兄ちゃん・・・! お兄ちゃん・・・!」


レイは声が洩れないように枕に強く口を押し当たまま、そう叫んでいた・・・。

  そうすれば聞こえない・・・声は洩れないと思っていた・・・。その時・・・。


  〈 まあ、考えてもしょうがない!風呂にでも入るか!〉


シンジが風呂に入ろうと部屋から出てきた、そしてレイの部屋の前を通り過ぎた時

部屋から変な声がするのが聞こえた・・・。


  〈 んっ! 何だ! 〉


シンジは一瞬迷ったが 思い切ってドアを少しだけ そっと開けてみた・・・。

隙間から中を覗いて、自分の目を疑った!


 〈 えっ!うそだろっ! レイ・・・レイの奴、オナニーしてるっ! 〉


信じられない光景を目の当たりにしてシンジは暫く動けずにいた・・・。

暫らくして 我に返り、気付かれぬようにそっとドアを閉めた・・・。



〈 ・・・どうしよう! 見てしまった! でもレイが・・・レイがあんな事するなんて・・・! 〉


シンジは頭に血が上っていた、そしてたった今見た光景を思い出し

もう一人の自分が痛いほど膨らんでいるのを感じていた。

シンジは脱衣場で服を脱ぎ、前の部分が濡れているのをごまかすように

ブリーフを小さく丸めて脱衣カゴの底に隠すように入れた。

そして風呂に入るなり 小さな椅子に腰掛けて石鹸を手にとり泡立てると

その掌の泡で、痛いほど膨らんでカチンカチンに成っている彼自身を擦り始めた・・・。



頭の中はさっきのレイの事で一杯だった。

ベッドの上で大きく足を広げ激しく手を動かしていた レイ・・・。

枕を抱え 強く顔を押し当て何か叫ぶようにうめいていた レイ・・・。


〈 お兄ちゃんって聞こえたのは・・・

 まさか、気のせいだよな・・でも、もしそうなら・・・? 〉


手を激しく動かしながらレイの事を考えていた。


    「ふんっ! はあっ!」


シンジも思わず声を出してしまった。


    「ああっ・・・レイッ!」


 〈 ピュッ!(ドクン ドクンッ)ビュッ !〉


堪えきれず絶頂を迎えたシンジは白い液でその手を汚していた・・・。




 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)


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女友達 第二十七章

 

連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十七章 


           自慰・・・。




  数日後・・・。




 「ハア、ハア、ハア・・・」


〈 またやっちまった! ここんとこ毎日だよな、二回する日もあるもんなぁ、

まるで猿だよなっ! それも レイの事ばっかり考えて・・・! 〉


自分の部屋のベッドの上で ティッシュペーパーで〈 栗の花の匂いがする白い液体 〉

ザーメン を拭取りながらシンジは考えていた。

レイの下着のシミや、オナニーを目撃してからそのことが頭から離れないシンジだった。

あの日からシンジはレイの事を想像しながらオナニーするのが日課になってしまった、

レイを抱きしめて・・・キスをして・・・首筋を・・・胸を・・・全身を愛撫して・・・

そして最後にはレイの中にシンジのそのいきり立ったものを奥深く沈めて激しく攻めたてる・・・

友人のケンスケに見せられたDVDと自分たちを重ね合わせて想像をしていた・・・。


  「ハア、ハア、ハア、・・・」


〈 俺、大丈夫かなこんな事してて・・・でも 全然スッキリしないんだよな・・・

 何かこうモヤモヤしたままで・・・。もうすぐ試験だって言うのに・・・!

 試験が終わったら・・・試験休みでそのあと終業式・・・夏休み・・・。

 昼間の間レイとずっと二人でこの家に居る事になるんだぜ・・・。

 いっそほんとに押し倒してやろうか・・・? 〉


 そんなアブナイ事を考えるシンジだった・・・。




レイも机の引出しの〈 ボーイフレンド 〉が気になって仕方がないのだが

バイブが発する音が気になって使えずにいた、あると思うと余計に気になって・・・

使いたくなって仕方がなかった・・・。  レイもモヤモヤしていたのである。


それから程なく試験も終わり終業式までの間は試験休みである・・・。

レイはアスカに泊まりに来て貰う計画を立てていた・・・。

以前、アスカがミサトに話した 「試験が終わったらゆっくり・・・。」という計画である。




    学校で・・・。




 「ねえレイ、ところで・・・ ボーイフレンドは元気?」


 ニンマリとした笑顔でアスカがレイに尋ねた。


 「実は・・・あれから全然会ってないんだよ・・・。」

 
 「エエーッ、そうなの? どうして?」


 「音が気になって・・・。」

 
 「ああー そうなんだ!冬だったら布団被っちゃえば
  ほとんど聞こえないんだけどねー。
  夏の布団はちょっときつい・・・かな?
  じゃあ今度泊まりに行った時に私がサービスしてあげる・・・。」

 「サービスって?」

 「そうだねー まず、お猿さん(笑)に〔猿ぐつわ〕をはめて
  声を出せないようにして・・・。
  ロープで縛って動けないようにしてから
   全身を電気マッサージ器で〈 ブルブルッ 〉ってするのはどう?」

 「失礼ねー、人のことお猿扱いしてーっ、 まあ そうだけど・・・。」

 「やっぱりね!、みんな一度はお猿になるんだよ、
        みんなが通る道なの・・心配ないよ!」

 「フフフッ・・・。」

 「ハハハッ・・・。」

 レイとアスカは顔を見合わせながら笑った。



 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)



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女友達 第二十八章

 


連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十八章 


           写真・・・。





 「あ、そうだ! レイがこの間言ってた おばさんと神戸のおじさんの話・・・

あれからどうなった?」

少し心配そうにアスカが尋ねた。

「うん、・・・あれからは何も進展というか・・・

連絡は無いみたいなんだよ・・・そろそろかな・・・?」

「どうして判るの?」

アスカが不思議そうに尋ねた。

「何となく・・・お母さんを見てるとね・・・何となくそわそわしてるの・・・。」

「女だねえ・・・おばさんも・・・」

アスカはにやりと笑っていた。

「私もあんな顔してるのかなあ~。」

レイが切ない声で呟いた。

「恋する女の顔 ? してる してる! レイはおばさん似だしね・・・」

そう言って笑っていたアスカが急に・・・

「ちょっと待って!・・・レイのこの間の話だとレイとシンジ君は・・・だよね!」


「うん・・・」

急に複雑な表情になるレイ・・・。


「レイがおばさん似だとすると・・・シンジ君が?・・・。」


「でもお兄ちゃんも死んだお父さんに似てるのよ・・・。」


「そうだったよね・・・うーん・・・。  ねえレイ、今度泊まりに行った時に少し調べてみよう・・・!」


「・・・調べるって・・・どうやって・・・何を・・・?」

不思議そうに尋ねるレイに


「レイの小さいときの写真とか・・・昼間はおばさんもいないんだよね・・・?」



「・・・うん・・・」

少し不安そうにレイが呟いた。





        ・・・・数日後・・・・





「何だか久しぶりだぁ~、レイのお家!」

レイのベッドの上に大の字になってアスカは嬉しそうに話していた。

「小さい頃は ほんとに しょっちゅう来てくれてたもんね・・・

ずっと一緒に居たよね・・・。」

「母さんも一緒にね・・・! フフフッ・・・ 

あ、そうだ! おばさんのいない今のうちだよ・・・!」

「ほんとに 調べるの・・・? 何だか怖いな・・・」

不安そうにレイが呟いた

「でもこのままじゃ嫌だろう?・・・大丈夫、私がついてるよ・・・!」

にっこりとアスカは笑っていた

「はーい、おねえちゃん!」

レイは開き直ったように明るく返事をした


二人は居間の押入れから探し始めた・・・。

「絶対何処かに手がかりがあるはずだよ・・・写真とか・・・手紙とか・・・」

二人は押入れの中を調べ始めた・・・隅々まで探したが手がかりは出てこなかった。


「無かったね・・・」

複雑な表情でレイが呟いた。


「お風呂場の隣の四畳半の部屋は・・・?」


「うん、昔お父さんが書斎に使ってたらしいんだけど、

今は物置になってる・・・。」



「そこも調べよう・・・」

真剣な眼差しでアスカが呟いた。


二人はその物置部屋の古いタンスを調べていた・・・



「レイ、・・・これ・・・。」


古いお菓子の缶の蓋を開けたアスカの手がピタリと止まった・・・


「写真が入ってるよ・・・」


「お母さんの写真だ・・・抱っこしてるのは お兄ちゃんで・・・

お腹の中に居るのが私? じゃあ あの話って一体・・・?」


「ほんとだ、おばさん 大きなお腹~、 若いね~、レイにそっくりじゃん! 

あっ!うちの母さんが写ってる! 若い~!」


何枚もの写真の中から 母親の若い頃の物を見つけアスカは はしゃいでいた


「おじさんの写真もあるよ、うわっ イケメンじゃん!・・・

シンジ君やっぱり似てるよね・・・」


「二人ともこれだけ似てるんだから あの話って〈 ガセ 〉じゃ無いの・・・? 
私なんかあんまり親と似てないよ!
     でもそうすると レイの想いを叶えようとすると〈 近親相姦 〉しか無くなっちゃうんだよね・・・。」


そう言って笑いながら写真を見ていたアスカの手がピタリと止まった、。


「これって・・・どういうこと・・・?」


アスカの顔色がみるみる青ざめてゆくのがわかった、

写真を持つその手がブルブル震えていた・・・。