2ntブログ

 黒猫館へようこそ

女友達 第二十章

  連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十章 

          息子・・・。





 ミサトはもう一度電話を・・・今度は寿司の出前を頼む電話を掛けると。

戸棚から食材を取り出し酒の肴を二品作り始めた。



「義姉さん・・・風呂お先に・・。」


そういってリョウジがダイニングに入ってきた。

「少し小さかったかしら・・・。」

「ああ、大丈夫ですよ・・・ちょっと小さいかな?・・・」

「そうしてると シンジにそっくりね・・・」

「そりゃーそうだよ、僕の子供だからね・・・」

「それは言わない約束よ!」

「ごめんなさい・・・でも今日は誰も帰って来ないって言ったのは 

義姉さんだよ!」

「・・・そうだったわね・・・」

リョウジは、シンジが自分の子供だと、

そしてそれは秘密だとミサトが言った。




【 一体どういう事なのか?・・・その秘密は今はまだしばらく秘密のままで・・・】




「ビールで良かったかしら?」

「嬉しいな、義姉さんと二人で飲めるなんて・・・」

「もうすぐお寿司も来るから・・・ありあわせで良かったら摘んで・・・」

ミサトは冷蔵庫からビールを取り出しリョウジに勧めた。

テーブルの上には コンビーフとジャガイモの炒め物、

オイルサーディンを火に掛けてレモンを絞っただけの物など

手の込んだ物などは無かったが リョウジは嬉しそうにしていた・・・。

「義姉さんも・・・」

リョウジはミサトにビールを勧めた。

「じゃあ、私も一杯頂こうかしら・・・」

そう言って食器棚からグラスを取り出し リョウジに差し出した。

「普段は飲まないの ? 」

「そうね、めったに飲まないわね」

「兄貴が居るときは二人でよく飲んでたって・・・」

「あの人・・・お酒好きだったから・・・」

「今日、義姉さん・・・兄貴の夢見てたでしょう・・・

     ずいぶん うなされて・・・涙を流してた・・・」

「いやだわ・・・ごめんなさいね、変なとこ見せちゃって・・・

   風邪気味だったから薬を飲んだら急に眠くなってウトウトしちゃって・・・」


「で、俺を兄貴と間違ったの?」

「バカよね 私って・・・もう居るはず無いのに・・・」

「でも義姉さんが間違ってくれたから・・・俺は・・・」

「もう言わないで・・・」

ミサトは頬を赤らめ俯いた。

「俺、本気だよ、前にも電話で言ったけど、本気で義姉さんが好きなんだよ・・・」

〈 ピンポーン 〉

インターホンが鳴った。

「ハイ、今開けますね 」

受話器を取ってミサトが答えた。

リョウジの真剣な眼差しから眼をそらし・・・インターホンに救われたミサトだった。


「お寿司・・・食べましょう・・・」


ミサトは寿司を食べるようにリョウジに勧めた・・・。


寿司を食べ終えると、ミサトは戸棚からブランデーのボトルを取り出し

氷とグラスそしてナッツとチーズを用意してテーブルに運んだ。

「ごめんなさい、こんな物しか無くって・・・」


「俺のところに来てくれよ!義姉さん・・・俺と一緒に・・・」

リョウジは真剣な眼差しでミサトに訴えた・・・。

「・・・無理よ・・・あの子達も居るし・・・」

「一緒に来てくれればいいよ、カヲルたちも喜ぶよきっと・・・。」

カヲルとはリョウジの息子である。

「俺の事、嫌いなの?・・義姉さん・・・。」

「・・・そうじゃなくて・・・。」

ミサトは眼を伏せた。

「あの子の・・・アスカちゃんの事?」

「それは!」

ミサトはギクッとして答えた。

「それは言わない約束よ!、今日はもうやめて・・・」

「・・・ごめん、義姉さん・・・もう言わないよ・・・」




【 一体どういう事なのか?・・

   なぜリョウジがアスカのことを問題にしたのか・・・?

              その謎も今しばらく謎のままで・・・・。】




「飲みましょう・・・」

ミサトはリョウジにブランデーを勧めた・・・。

「あっ、ああ そうだね・・」

そう言ってリョウジはロックで、ミサトは水割りでブランデーを飲み始めた・・・。


それからはリョウジはそのことには触れなかった。

「今度、こっち(東京)に出店することになってね・・・」

「すごいじゃない・・・おめでとう・・・。」

「まあ、当分は 行ったり来たりになると思うんだけど・・・」


リョウジは神戸でベーカリーを経営していた、小さな店であったが

ガイドブックなどにも大きく取り上げられる神戸でも有名な銘店だった。


「じゃあ、こっちでも食べられるのね あのライ麦パン!、嬉しいわ!」

「ああ、楽しみにしておいて・・・。」

二人の間に初めて微笑みが交わされた・・・。



その後、ミサトが風呂に入っている間、リョウジは一人で

ブランデーのロックをちびちび飲んでいた

風呂上りの上気したミサトの顔を見て、

「義姉さん、すごくきれいだね・・・」

「いやだわ!おばさんのすっぴんをそんなに見るもんじゃないわよ!」

「いや・・・ほんとにきれいだ・・・」

リョウジは少し とろんとした眼でミサトを見ていた・・・。



「ふあーっ」

リョウジが大きくあくびをした。

「お布団、敷いてくるわね・・・」

ミサトが居間に布団を敷きだした、押入れから客布団を出していた、

「手伝うよ・・・」

そう言って反対側の布団の端を引っ張った。

敷布団をだし、掛け布団、枕、と リョウジが押入れから出した、

そして敷布団のシーツをミサトが敷き終わった時、

リョウジに後ろから抱きすくめられた、

「義姉さん・・・好きだ・・・」

「あっ、だめよ、・・・」

「義姉さん、俺の事嫌いじゃないんだろう? だったら!」

リョウジは正面に回ってミサトの眼を見つめた。

「リョウジさんの事は・・・好きよ・・・だから・・・怖いのよ・・・」

「怖い? 兄貴が化けて出てくるとか? 」


「違うの・・・これ以上は・・・怖いの・・・

 これ以上好きになったらと思うと怖いのよ・・・」


「大丈夫だよ・・・俺が義姉さんを守るからさ・・・」

リョウジはミサトを力いっぱい抱きしめ、口づけた・・・

ミサトの舌をまさぐりながら、ミサトの身体から力が抜けてゆくのを感じていた。

そのまま布団の上にミサトの身体を導き横たえた。

「義姉さん・・・」

リョウジはミサトの唇を舌と唇で愛撫しながら右手でガウンの紐を解き・・・

  その下のパジャマの前ボタンを外し始めた・・・・・。





 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)


オフライン中でも稼げる!あなたが外で遊んでる間にもモンロー世界があなたの物に!