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女友達 第二十五章 

連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十五章 


           三人の食卓・・・。




 「ごはんよー」

ミサトが子供達に声を掛けた。

「はーい」

レイは顔が赤くないか気にしながら・・・二階の自分の部屋から

シンジは前の膨らみを気にしながら・・・脱衣場から

ミサトはリョウジが泊まった証拠が残っていなかったか気にしながら・・・キッチンから

それぞれ思惑を胸にみんながダイニングに集まった・・・。

「あっ お兄ちゃん お帰り! お兄ちゃんもお泊りだったの?」

無理に平静を装いレイは明るく振舞っていた。

「ああっ ただいま! ケンスケのうちに泊めて貰ったんだよ。」

しかしシンジは脱衣場でレイの下着を見た為に レイの顔をまっすぐ見れなかった。


「うわーっ おいしそう!」

レイがわざと大きな声で言った。

「本当!うまそうだなぁ!」

シンジもわざと大きな声で・・・。

「二人とも好きだったでしょう、ハンバーグ。」

「うん、食べよう! 食べよう!」

三人はテーブルに着いた。

「いただきまーす!」

食事が始まった・・・。

「うん!おいしい!」

そう言いながらレイはミサトを見ていた・・・。

〈 お母さん・・・いつもと違う・・・何かこう・・キラキラしてる? 〉

レイはミサトの母親ではなく女の部分の昂ぶりを見逃さずにいた・・・。

ミサトもレイを見て彼女の変化に気付いていた・・・。

〈 レイ・・・この子 どうしたのかしら? 何か急に大人っぽくなって・・・まさか誰かと?・・・。〉

自分の若かった頃を思い出し、レイが経験したのではないかと勘ぐっていた。

そんな二人には全く気付かずシンジの頭の中は、さっきの下着のことで一杯だった。

レイの方をチラチラ見てはショーツについたシミの事を思い出し、折角 鎮まりかけた

もう一人の自分がまた思い切り膨らんで、

その先端からはニュルニュルとした液が染み出し始めた、

そして ブリーフがいちだんと濡れてゆくのを感じていた・・・。

〈 ウッ・・・やばいっ! 〉

シンジはどうしても興奮を抑えることが出来なかった。



「昨日、神戸のリョウジおじさんが来てね・・・。」

ミサトが話し始めた・・・。

「今度こっち(東京)に出店するんだって。」


「へえ~っ! すごいじゃない、じゃあまた おいしいパンが食べれるのね!」

レイが嬉しそうに言った。


「おじさんの所のパンは美味しいよね・・・。」

シンジも気を逸らそうと遠くを見ながら呟いた。



「それでね おじさんに開店の準備とか色々手伝いを頼まれてね・・・。

   おじさんがこっちに来たときにお手伝いに行ってあげようと思うのよ・・・。

    夜遅くなったり、徹夜なんて事もあるかも知れないんだけど 

     あなた達 お母さんが留守にしても大丈夫よね?」


ミサトはリョウジと密会する時の口実を子供達に告げた・・・。



「私はいいよ・・・。」

そう言ってレイは直感した・・・。

〈 神戸のおじさんなのね、お母さんのキスの相手は・・・!

   お父さんの弟・・・お母さんの義理の弟じゃない・・・

    ・・・そりゃあ イケメンで独身だけど・・・

     あれからキスの続きが?・・・だから確認の電話を?

      じゃあ 泊まったかも知れないって言うの?・・・そんな! 〉



「俺も大丈夫だけど・・・。」

〈 母さんが留守って事は この家にレイと二人っきりって事・・・?

   どうしよう? やばいよ! 我慢できるかな?・・・俺。

    それでなくても 俺たち 本当の兄妹じゃあないんだろ?

     どうすりゃいいんだよ、このモヤモヤした気持ち・・・?

      あ~あっ・・・レイの事が好きだなんて・・・!

       レイは知らないんだろうなあ 本当の事を何にも・・・。〉


 やはり、シンジも本当の事・・・兄妹の秘密を知っていた・・・

 彼もレイと同じ様に悩んでいたのだった・・・。





お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)


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