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女友達 第二十九章

  

  連続官能小説  女友達 (Girlfriend)




      第二十九章 


          脱兎の如く・・・。




  
「どういうこと・・・これって一体・・・?」



「何? どうしたの・・・?」

アスカの様子に驚いたようにレイが尋ねた。


「この赤ちゃんがシンジ君でお腹の中にいるのがレイだったら・・・私は・・・

    私がいないんだよ・・・ほら!」

そう言ってアスカはレイに写真を差し出した。

その写真にはアスカの母親〈 リツコ 〉と 大きなお腹をしたレイの母親〈 ミサト 〉が

笑いながら並んで座っていた。


「レイと私は誕生日も一緒なんだからうちの母さんもお腹が大きくなってなきゃ

いけないはずなんだよ、でも・・・。お腹が・・・。」



「ちょっと見せて・・・。 この子、たぶんカヲル君だよ、きっとそうだよ、お腹にいるのが

   お兄ちゃんで・・・」

アスカから写真を取り上げてレイが呟いた。



「そうするとレイがもらいっ子ってことになるんだよ、ありえないよ こんなに似てるのに・・・。」

レイの手の中の写真の 若い頃のミサトとレイを見比べてアスカが呟いた・・・。


「じゃあアスカがおばさんの子供じゃないっていうの、それこそありえないよ・・・」


「なら やっぱりあの話は【ガセ】じゃないの・・・?そうでないとつじつまが合わないよ。」

「うーん、そうなのかな じゃあ私が電話の話を聞き間違えた・・・の?」

「でもシンジ君も同じ時期にレイによそよそしくなっちゃったんだよね?」


「・・・・・。」


「・・・・・・。」


しばらく沈黙が続いた・・・そして、急に


「ごめん、レイ、私帰る!  帰ってうちの写真を調べてみる・・・。」

アスカが急に立ち上がった。


「 え?」

レイは目を丸くしてアスカを見上げた。


「明日また来るよ、電話するっ!・・・お泊りセットは置いておくから・・・」


そう言って携帯電話と財布が入ったポーチだけを持ってアスカは脱兎の如く飛び出していた。

玄関先でシンジとバッタリ出会ったが挨拶もそこそこに出て行った。

急に空は曇り〈 ゴロゴロ 〉と遠くから雷の音が聞こえていた。

これから先・・・嵐を予感させながら・・・・。



 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)



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