連続官能小説 女友達 (Girlfriend)
第三十一章
雨音・・・。
〈 心臓がバクバクだよー、でも こうなったら 行くしか無いよなっ! 〉
シンジは両腕の力を緩めるとレイに向き直った、そして俯いたレイの唇を目掛けて
少し首を傾げレイのその薔薇の蕾のような唇に自らの唇を重ねた。
その初めての感覚に、
〈 ・・・これがキス!・・・
俺 今 レイとキスしてるのか・・・こんなに柔らかいなんて・・・。〉
シンジは舞い上がっていた。
レイも、シンジの口づけに恥かしさと興奮から体中から火を噴くように熱くなっていた。
一度〈 ビクン! 〉と驚いたように大きく震えたレイだったが
シンジを抱きしめたその腕に力を込めていた・・・。
レイもシンジを求めていることがシンジにも解った。
〈 レイも俺のこと・・・・・好きだよ・・・レイ・・・。〉
シンジはゆっくりと舌を差し入れてレイの舌をまさぐり始めた・・・。
レイの舌がそれに答えた。
〈 ・・・ああっ、私・・・私 お兄ちゃんにキスされてる・・・お兄ちゃん ・・好き!・・。〉
〈 気が遠くなりそう・・・。〉
長い 長い そして 深い 深い・・・そんな口づけだった。
〈 壊れ物を扱うように・・・やさしく、丁寧に、愛情を込めて・・・だったな・・・。〉
シンジはDVDの解説を一つ一つ思い出していた。
シンジはレイの唇を舐めまわし やさしく吸っていた そして唇への愛撫を終えると
首筋へと唇を進めた。
小さな音が 〈 チュッ、チュッ 〉と聞こえたはずが・・・雨音に遮られていた。
横殴りの大粒の雨が窓ガラスを叩いていた・・・。
「 はあっ! 」
〈 チュッ、チュッ 〉
「 はあっ! あっ! 」
そして耳たぶに・・・。
「 ああっ! 」
レイはその度に身体をビクン、ビクンと震わせ 立っているのも辛そうに、
シンジにもたれるように身体を預けていた。
シンジはそのままレイの身体を後ずさりさせてベッドの処に導き
片手ですばやく掛け布団をめくった、そしてそのまま
レイをベッドに腰を降ろさせ自分も隣に腰を降ろした、
そして首筋から耳を愛撫しながら片腕でレイの腰を抱き寄せ
もう片方の腕はためらいがちに胸に伸びていた。
そして思い切ってレイの乳房をやさしく揉み始めた・・・。
お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
(執事:セバスチャン)
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