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女友達 第五章

   
   

連続官能小説  女友達 (Girlfriend)


    第五章 


       月灯りの下で・・・②




 レイは少しの間、気を失っていた。

アスカはそんなレイの顔を見つめていた。

しばらくしてレイが気づいた。

「恥ずかしいからそんなに見ないで・・・」

本当に恥ずかしそうにそう言った。



「ありがとう、アスカ・・・。」

レイは甘えるようにアスカの胸に顔をうずめた、

その目には涙が溢れていた。

「優しくしてくれて・・・私のためにあんなに・・・」

「だから怖かったけど・・・

 アスカだったから・・・怖くなかった。」


「すごく可愛かったよレイ  今までで一番・・・」


アスカはレイの涙を唇で拭った、そして愛しそうにレイを抱きしめた・・・


「もし私が男だったら惚れてるところかな、女でも惚れちゃうかも・・」


そう言って切ない目でレイを見つめた。



〈 これって恋? 私レイに恋したの? 

 私って変なのかな?この気持ちってどうすればいい?〉

アスカは自分にそう問いかけていた・・・・。



心の中ににときめきと戸惑いの気持ちが生まれ始めたのだ。

アスカはレイを抱きしめたその手に力を込めた。・・・・。

     
          
   お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)