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女友達 第六章

   
連続官能小説  女友達 (Girlfriend)


     第六章 


       目覚め・・・。




 月灯りが柔らかな朝日に変わっていた。

先に目覚めたアスカは朝日の中に横たわる

レイの体を見つめていた。

〈 ・・・レイ・・・綺麗・・・〉


ショートヘアーで男の子の様な話し方、

制服以外は ほとんどジーンズ等のパンツ姿、

部活でいつも日焼けしたボーイッシュな自分・・・

そんなアスカとは違って、

レイのそれは透き通るような白い肌、均整のとれた体型、

つややかで長い黒髪、端正な顔立ち、・・・。

美少女の条件を備えていた。

朝日を浴びてその髪が、身体中の産毛が、

そしてなだらかな丘から土手へと生え揃った若草の茂みが、

金色に輝いていた・・・。



レイが目覚めた、二人とも裸であることに気付いたレイは

「ん、もー そんなに見ないでよー、恥ずかしいっ」

そう言ってアスカに背中を向けた。

昨晩の出来事を思い出し 恥ずかしさで耳まで赤く上気していた。


「耳まで真っ赤だよ・・・」


そう言うとレイの体を後ろから羽交い絞めにし

熱く上気した耳たぶに軽く歯を当てた。

「あっ!」レイは思わず声を上げた。

「ああっ アスカ~ だめ~」


後ろから羽交い絞めにされているので 手も足も出ない・・・

アスカにその体を愛撫されるがままだった。

しかもアスカはレイの体を隅々まで調べ上げている、

どこに感じるポイントがあるのかアスカには全て解っていた。


「ちょっ ちょっと、ずるいよ~。次は私の番だよ~。」


「えっ!」


一瞬アスカの力の抜けた瞬間にレイはクルリと向きを変えた、

そして昨日自分がされたようにアスカに深い深いキスをした・・・。

唇を離した時ねっとりと糸を引いていた。

レイとアスカ、二人の瞳が潤み始めた。

レイがアスカに愛撫を始めた、昨日 自分がそうしてもらったように。

感じるポイントを探し始めた。昨日自分が受けた愛撫を思い出しながら・・・。


「ハアッ アッアッ」 「アーッ」


今日はアスカが声をあげる番だった、レイに比べ

多少は性の経験があるアスカはレイよりも敏感に反応した。

でも本当はそれだけではなかった、

レイに愛撫されているという歓びが

アスカの感覚を研ぎ澄ませていたのだ。

アスカはレイに対し女友達以上の感情を抱くようになっていた、

それを決定づけたのは昨晩二人の間に起きた

この秘め事のせいであった。


本人はそう思っていないようだが、

アスカもレイとはタイプこそ違うが美少女である。

小さくエキゾチックな顔立ち、

手足がスラリと伸びたスレンダーな体型はティーンズ雑誌の

モデルのようだ、その全てを今はレイに愛撫されている。


「アン・・アン・・・」 「アーッ」


レイがアスカの花弁に顔をうずめ 花の芽を舌先で激しく転がしながら、

その長くしなやかな指を差し入れ 蜜壷の内壁を調べ始めると

アスカの少しハスキーな声が1オクターブ高くなった。



 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)