2ntブログ

 黒猫館へようこそ

カテゴリー "女友達" の記事

女友達 第二十一章

連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十一章 

           義姉・・・。




 ミサトはリョウジに抱きしめられ、

口づけされながら身体の力が抜けてゆくのを感じていた。


「どうしよう!私このままだと・・・こんなキスされたら・・・

               ああっ 気が遠くなりそう・・・」


舌がからみつき、唾液ごと吸い尽くすような、深く激しい口づけであった・・。

そして耳の後ろ、あご、首筋へと唇と舌の愛撫を移動させていった。

パジャマのボタンはもう全て外されている・・・

右手で彼女の左の乳房を包み込むように、

そして首筋からそのまま移動してきた唇で右の乳首を軽く摘むように・・・。


「あっ、あーんっ!!」


もう、これだけで甘い声を上げてしまうミサトだった・・・。

リョウジによって彼女の身体に点けられた火は再びメラメラと燃え上がっていった。

その身を焦がすほどに・・・。もうそれを消す事など出来なかった・・・。


「あっ、あっ、あっ、ああーっ!」


片方の乳首を吸われ舌先で転がされ、

もう片方は掌で揉みしだかれ、指先で摘まれ・・・

それを代わる代わる・・・。

既に敏感になっている乳首を刺激されるたびに腰をくねらせ 

身体の奥から熱いものが溢れてくるのをミサトは感じていた・・・

リョウジはソファーの上での彼とは違っていた

ゆっくりと・・・じっくりと・・・一晩中かけるつもりだろうか・・・

ミサトの身体の隅々まで指で、掌で、唇で、舌で・・・

丹念に、見逃さないように・・・

そこが何処にあるのか・・・? 感じるポイントは何処なのか? 

執拗に調べ続けた・・・

時々その場所を発見すると、重点的に責めるのだ・・・

そんな事をされたらミサトはひとたまりも無かった、

時折 大きな声を上げ身体を大きく仰け反らせてしまう・・・


「ああーっ!!」「あーっ!」


快感が大きく小さく まるで波のように寄せては返していた 

そして時々とてつもなく大きな波に全て呑み込まれていた・・・

愛液が溢れ 太ももの内側を伝って流れ出した、

ミサトもソファーの上の時とは違っていた、

薬が切れて身体の感覚が戻ってきたのだろうか、

それともアルコールが入って性欲が開放されているのか・・・

リョウジの愛撫にだんだんと敏感に反応するようになっていた。


〈 あっ! だめ! そんな事されたら・・・ああっ 感じてしまう! 

      ・・・私・・こんな事って・・・!〉


リョウジの舌が、ミサトのクリトリスを捕らえていた、

舌はぺろぺろと舐め始めた。

皮はめくられ、剥き出しになったそれは、既に硬く膨らんでいた。

最初はソフトにまとわりつき、そしてだんだんと押し付けるように

舌で激しく愛撫していた。


〈 ジュルッ!ジュルッ チュパッ チュルッ ジュルッ!〉


わざと聞こえるように大きな音を立てて

リョウジは流れてくる愛液を舐めては 吸い取っていた。

そしてもうヌルヌルになっているミサトの蜜壺に中指を・・・

そして薬指も差し入れると


「ああっ!あーっ だめぇ!  ああー もう だめ・・・。」


そして粘膜で出来た内壁をゆっくりと探りながらその場所を探し当てると・・・。


「ああーっ イキそう、イキそう、イキそう、あっ、ああーっ!!」


ミサトは大きく足を広げ腰をガクガクと突き上げながら

背中と首を反らしていた・・。


「はあ!はあ!はあ!はあ!---」


ミサトは すぐに一度上り詰めた・・・

しかし、リョウジの愛撫は止まらない・・・

足の指一本一本を丁寧に舐めては指を口の中に含み


「ああっ!あっ!」


〈 ああっ いやっ!また感じてしまうなんて、

      たった今 イっちゃったばかリなのに・・・〉


「ああっ ちょっ ちょっとまって!・・・私・・・もう・・・」

「ああ~・・・感じてっ・・・あっ・・・もっ・・・いやっ・・・」

「あっ・・・もっ・・・あっ・・・」


リョウジが執拗に焦らしては・・・また責め続ける・・・ミサトはついに・・・








「・・・いれて・・・・」







リョウジに・・・それを懇願していた・・・。



「俺が欲しいのかい?・・・義姉さん?」


「あっ・・ああっ・・・はあ、はあ、・・いやっ!・・聞かないで・・・」


「言わないと、あげないよ!」


「あーん、もうっ いじめないで・・・」


「・・・・」「いれてっ・・・欲しいの!・・・リョウジさんが・・・欲しいっ・・・」

ミサトは自分の口から出た言葉に 自分自身が驚きそして興奮していた・・・。

〈 いやっ・・私・・こんないやらしい女だったなんて・・・!〉

でも、そんな思いはリョウジのものが彼女の中に入って来た瞬間吹き飛んだ・・・。


「あっ・・ああっ・・・ああーー」


そしてリョウジがゆっくりと動き始めると・・・


「あんっ!あんっ!ああっ!ああーっ!」


自分から大きく足を広げ、腰を突き上げ、

リョウジの身体にしがみついていた・・・。





 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)



女友達 第二十二章

連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十二章 


           解放・・・。





「ああ~あああ~あんあんっ・・・・あっ」



ミサトは大きく足を広げ、激しく腰を突き上げ、リョウジの身体にしがみついていた・・・。


  ・・・髪を振り乱し・・・・乱れに乱れていた・・・・・


〈 これが・・・あの義姉さん?・・・本当にあの義姉さんなのか?・・・ 〉


「あんっ あんっ・・ああっ・・・ああーー」

「ああっ ・・・私・・・もう・・・」

「ああ~・・・感じてっ・・・あっ・・・もっ・・・いいっ!・・・」

「あっ・・・あっ・・・あっ・・・」

「・・・イ・・ク・・・イ・ク・・・イっちゃうっ!」

「あああーーーっ!!」




ひときわ大きな声を上げて、上り詰めていた・・・。



「ハア、ハア・・義姉さんがこんなに情熱的だったなんて・・・。」

  
「はあ、はあ、はあ、はあ・・・私って・・・

・・・はあ、はあ・・いやらしい女でしょう・・・がっかり・・・した?」


「・・・・・ハア、ハア・・素敵だよ・・・最高だよ!、義姉さん!」


「・・・・ミサト・・・って・・・呼んで・・・今は・・・」

「えっ、・・・いいのかい?」

「そう・・呼ばれたいの・・女として・・・呼ばれたい・・・今は・・・」

「今だけ?・・・」

「だって・・・困らせないで・・・」

「わかったよ・・・その代わり、俺の事も呼び捨てにしてくれ・・・ミサト!」

ミサトの眼を見つめながら真剣な表情のリョウジが言った。

自分でそうして欲しいと頼みながら・・いざ呼ばれると・・・

〔 ドキン!〕と、胸をときめかせたミサトだった。

「あっ!・・・はい・・・リョウジ・・・」

リョウジの眼を見ながらミサトは少し甘えた声になっていた・・・。

ミサトは今まで何処かに置き忘れてきたものを・・・

女としての自分自身を取り戻そうとしていた・・・。


「どうしよう! 
   ・・このまま好きになっちゃうのかな・・・この人を・・・?」

「許されないよね?・・・でも・・・やっぱり・・・好き?・・・」


ミサトは心の中で自問自答していた・・・。




その夜・・・二人はまるで今までの空白を取り戻すように

 明け方まで・・・何度となく求めあった・・・。






 【 物語は再びアスカの部屋に戻る・・・】

ミサトとリョウジがブランデーを飲んでいたころ・・・。






「じゃあ、私とシンジ君は?」


「あっ!!!!!」


「そうだよ!選ばなくてもいいんだよ! どっちも 好きでいいんだよ・・・。」


「そうなの! そうなんだ! そうだよね! そうなんだよね!!」


レイの顔がパーッと明るくなった。


「アスカ大好き!」


そう言ってレイはアスカを抱きしめた。


「チョコもアイスもどっちも好きでいいんだよね!」


「そうだよ・・・だから、溶けないうちに食べてよねっ!」


アスカが少しふざけて言った。


「フフッ、じゃあ、遠慮なく・・・アーン」


レイがアスカの裸の胸にふざけてかじりついた、そしてすぐに

乳首を吸い始めた・・・。


「アッ!アーン!」


アスカはすぐに甘い声を上げた・・・。

舌と指で両方の乳首を代わる代わる愛撫されてアスカは一気に高まっていった・・・。


「ねえ レイ・・つれて行って・・遠いところまで・・・」


「ふんっ ふんっ うん! 行こうね!連れて行ってあげるね・・・!」


彼女達が〈 ボーイフレンド 〉と呼んでいるバイブレーターでアスカの性感帯を・・・

既にレイはすっかりそれがどこか心得ていた・・・。


〈 ビィーン 〉〈 ビィーン 〉〈 ヴィーン 〉


乳首・・・背中・・・脇腹・・・そして・・・

女の子の一番大事なところにその愛撫が及ぶと・・・。


「アアアーッ アーッ!!」


大きな声を上げ激しく腰を突き上げていた・・・。

レイも興奮し自分でも自分の大事な部分に指を這わせ

アスカの蜜壺をバイブレーターで激しくかき混ぜながら・・・

自分でも指を埋め激しく動かしていた・・・


〈 クチュ  クチュ グチュッ クチュッ!〉

〈 グチュ グチュッ クチュ  グチュッ!〉


そしてその興奮が最高潮に達したとき・・・


「・・・イ・・ク・・・イ・ク・・・イっちゃうっ!」

「・・・い・き・・そ・・う・・・あっ・・あっ・あっ・!」

「アアァーーッ!!」

「あっ・・ああっ・・・ああーー」



二人は同時に遠いところまでイッてしまった・・・・。





 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)





女友達 第二十三章

連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十三章 


           それぞれの朝・・・。





 レイとアスカ、そしてレイの母親ミサトと彼女の義弟リョウジ

それぞれの甘美な夜は更けていった・・・。




一夜明けて・・・アスカの家・・・洗面所で・・・




「レイのオデコって私とおんなじだね・・・!」

ヘアバンドを着けて顔を洗おうと横に並んだレイを見てアスカが笑った。

「ほらねっ!」

歯を磨きながらアスカは左手で前髪をかきあげた。


「ほんと・・・おんなじだね! 富士額(ふじびたい)って言うんだよねっ!」

レイも笑いながら答えた。

「美容院でさあー 『日本髪が似合いますよー 』だって! 

   舞妓さんじゃないって言うのっ!」

「フフフッ!でもほんとに似合うかもしれないよっ!アスカなら・・・。」

「それはレイの方でしょっ! 色白の美少女なんだから・・・。」

「・・・そうかしら!・・・エッヘン!・・・フフフッ!」

レイが両手を腰に当て胸を反らせておどけて見せた。

「でもアスカと私ってなんとなく似てると思わない?」

「そうだね、ちっちゃい時よく姉妹と間違われたもんね!」

「私は嬉しかったな・・・間違われて・・・。」

「誕生日までおんなじ日なんてね・・・」

「私達、同じ病院で産まれたんだよね、同じ日に・・・」

「そうそう、だからうちの母さんとレイのお母さんは

      私達が生まれる前からの友達だって・・・」

「ちっちゃい時からずっと一緒だよね 私達・・・」

「もっと前から・・・産まれる前からだよっ!」

「これから先も・・・だよね? アスカ・・・」

「ああ もちろんそうだよ レイ・・・」

「姉妹みたいだよね・・・私達・・・」

「もちろん私がお姉ちゃんだよね? 妹のレイちゃん?」

「ずるーい!(笑)まあ しょうがないっ お姉ちゃんの座は

  アスカに譲ってあげる・・・私はかわいい妹でいいわっ!」

「どっちがずるいんだよっ(笑)・・・」

そう言って、アスカはレイのオデコを人差し指で〈 ピンッ 〉とはじいた。



朝食を食べながらアスカが少し心配そうに尋ねた。

「ねえレイ、家に帰れる?」

レイの顔が少し曇った。

「うーん、ちょっと心配なの・・どんな顔をしてればいいかって・・・」

「そうだよね、シンジ君とも おばさんとも・・・

  でも二人がキスしてたんじゃ無かったんだから・・・

    なるべく平静を装って・・・いつもと同じ様に・・・」

「自信ないよ~ 私。」

「大丈夫!女優さんになったつもりで・・・お芝居して・・・」

「エエーッ、大丈夫かなあ?」

「じゃあスパイになったつもりで、二人のことを探って!」

「探るって? 何を?」

「シンジ君には、レイの事どう思ってるか?、おばさんには、キスの相手は誰か?」

「そんなの無理だよ~っ!」

「大丈夫!そう思ってれば案外平気でいられるよ!・・・きっと大丈夫だから!」

「本当?、自信ないけど、仕方ないよねっ・・・・やってみる・・・」

「任務の成功を祈る!」

アスカがふざけて敬礼をした。

「んもうっ!アスカったら・・・」

レイが口を尖らせ、ほっぺたを膨らませた。

そして

「フフフッ! ありがとうアスカ・・・私の気持ちを楽にさせてくれてるのね!」

「可愛い妹だからね!・・・仕方ないよ(笑)・・・。」

「フフフッ・・・!」

「ハハハッ・・・!」

二人は顔を見合わせて笑った。

その日の夕方、レイは帰宅した・・・。







一方、ミサトとリョウジはその朝 遅くまで布団の中でまどろんでいた・・・

肌が合うと言うのだろうか・・・お互い離れがたい気持ちになっていた。

「ねえ・・今度は何時こっちに来るの・・・?」

ミサトが少し甘えたような声で尋ねた。

「来週かな? また連絡するよ・・・。」

「私達・・・これからどうなるの? 私、どうすればいいの?」

「心配要らないよっ・・・俺がついてるから・・・。」

ミサトを抱きしめた腕に力をこめてリョウジが答えた。

「私をこんな気持ちにさせて・・・ずるい・・・。」

「好きだよ・・・ミサト」

「私は・・・」

「私も・・・好きよ・・・」

二人とも自分の気持ちに逆らえなかった・・・・。

その日の午後リョウジは神戸に帰って行った。

ミサトはリョウジを送り出した後、彼が泊まった痕跡を消すように

家の中を片付け始めた・・・。







 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)


女友達 第二十四章

  連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十四章 


           レイの匂い・・・。




「ただいまー」

レイはわざと大きな声を出していた。

「お帰り・・・洗濯物出しといてね レイ・・・」

夕食の仕度をしながらミサトが答えた、二人とも眼を合わせられずにいた・・・。

「はーいっ!」

レイはそのまま トートバッグを脱衣場に運び 洗濯物を脱衣カゴに入れた・・・。

するとバッグの底に見慣れない箱が入っていた。

〈 何これ? 〉

箱を開けてレイは驚いた、アスカが(ボーイフレンド)と言っていたバイブレーターだった。

〈 アスカだなぁ~・・・! どうしよう! お猿さんになっちゃうよ~ 〉

周りを見渡し、誰にも見られていない事を確認して、レイはアスカとの事を思い出し

一人で赤面していた、頬を上気させ耳まで赤くなっていた・・・。

そして母ミサトに気付かれぬように自分の部屋に持って行った。

そして机の鍵のついた引出しにしまった。

〈 あーっ ドキドキするっ もーっ アスカの奴めーっ!〉

    ( ピッ 〉

「もしもし アスカ?、ビックリするじゃない・・・!

     見つかったらどうするのよ・・・もうっ・・・!」

レイは声を潜めてアスカに電話をした。

「あっ、レイ・・・やっぱり あげようと思ってさ・・・

   でも お猿に成っちゃ だめだよ・・・。ほどほどに・・・ねっ!

      それから〔フェラチオ〕練習しといたほうがいいよ・・・

        シンジ君もきっと喜ぶからさ!」


前日の夜 レイはアスカにフェラチオのやり方だけは教えてもらっていた・・・。

最初は「そんな事しないよっ!」と言っていたレイだったが

アスカに絆されてコーチを受けていたのだ。


「そんなの自信ないよ~、お猿になって 成績下がったらアスカのせいだからね!・・・」

「大丈夫だって!元気出しなよ・・・それでモヤモヤをすっきりさせてさっ!」

「うん、そうだね・・・ありがとう 心配してくれて・・・お姉ちゃん!」

アスカに言われると不思議と本当にそう思えてくるレイだった。

「うん、じゃあ がんばってみるね・・・じゃあ明日 学校で・・・。」

     ( ピッ )

「ありがとう、お姉ちゃん・・・」

レイは携帯電話の待ちうけ画面にそう呟いていた、

レイとアスカが仲良く並んで微笑んでいる写真だった。


「ただいまー」

レイの兄、シンジが帰宅してきた。

「あぁ お帰り シンちゃん、洗濯物出しといてね。」

ミサトはレイに言った時と同じようにシンジに洗濯物を出すように言った。

彼女はシンジにも眼を合わせられずにいた・・・。



シンジは脱衣場で洗濯物を出そうとして脱衣カゴの中に入っていたレイの下着を見つけてしまった。

〈 うわっ! やばっ! レイの下着だ!〉

シンジは思わず周りを見回し、レイのショーツを手に取った・・・。

心臓がこれ以上早く出来ないと思えるほどドキドキと打ち付けている、

そしてショーツに着いたシミを見つけてしまった・・・。

〈 うわっ! シミが着いてるっ・・・.〉

布地が二重になったクロッチの部分を両手で広げ人差し指でそっと触ってみた・・・。

〈  わっ! まだ濡れてる・・・。〉

シンジはもう一度周りを見渡した・・、そしてそれを鼻の前に持って行き

大きく吸い込んだ・・・。

〈 レイの匂いだぁ~ 〉

シンジは甘酸っぱいレイの匂いに頭がクラクラするのを感じると同時に

下半身のもう一人の自分が はちきれんばかりに 痛いほど 硬く膨らんで、

その先端からはニュルニュルとした液が染み出しブリーフを濡らしているのを感じていた・・・。





 お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)

女友達 第二十五章 

連続官能小説  女友達 (Girlfriend)





      第二十五章 


           三人の食卓・・・。




 「ごはんよー」

ミサトが子供達に声を掛けた。

「はーい」

レイは顔が赤くないか気にしながら・・・二階の自分の部屋から

シンジは前の膨らみを気にしながら・・・脱衣場から

ミサトはリョウジが泊まった証拠が残っていなかったか気にしながら・・・キッチンから

それぞれ思惑を胸にみんながダイニングに集まった・・・。

「あっ お兄ちゃん お帰り! お兄ちゃんもお泊りだったの?」

無理に平静を装いレイは明るく振舞っていた。

「ああっ ただいま! ケンスケのうちに泊めて貰ったんだよ。」

しかしシンジは脱衣場でレイの下着を見た為に レイの顔をまっすぐ見れなかった。


「うわーっ おいしそう!」

レイがわざと大きな声で言った。

「本当!うまそうだなぁ!」

シンジもわざと大きな声で・・・。

「二人とも好きだったでしょう、ハンバーグ。」

「うん、食べよう! 食べよう!」

三人はテーブルに着いた。

「いただきまーす!」

食事が始まった・・・。

「うん!おいしい!」

そう言いながらレイはミサトを見ていた・・・。

〈 お母さん・・・いつもと違う・・・何かこう・・キラキラしてる? 〉

レイはミサトの母親ではなく女の部分の昂ぶりを見逃さずにいた・・・。

ミサトもレイを見て彼女の変化に気付いていた・・・。

〈 レイ・・・この子 どうしたのかしら? 何か急に大人っぽくなって・・・まさか誰かと?・・・。〉

自分の若かった頃を思い出し、レイが経験したのではないかと勘ぐっていた。

そんな二人には全く気付かずシンジの頭の中は、さっきの下着のことで一杯だった。

レイの方をチラチラ見てはショーツについたシミの事を思い出し、折角 鎮まりかけた

もう一人の自分がまた思い切り膨らんで、

その先端からはニュルニュルとした液が染み出し始めた、

そして ブリーフがいちだんと濡れてゆくのを感じていた・・・。

〈 ウッ・・・やばいっ! 〉

シンジはどうしても興奮を抑えることが出来なかった。



「昨日、神戸のリョウジおじさんが来てね・・・。」

ミサトが話し始めた・・・。

「今度こっち(東京)に出店するんだって。」


「へえ~っ! すごいじゃない、じゃあまた おいしいパンが食べれるのね!」

レイが嬉しそうに言った。


「おじさんの所のパンは美味しいよね・・・。」

シンジも気を逸らそうと遠くを見ながら呟いた。



「それでね おじさんに開店の準備とか色々手伝いを頼まれてね・・・。

   おじさんがこっちに来たときにお手伝いに行ってあげようと思うのよ・・・。

    夜遅くなったり、徹夜なんて事もあるかも知れないんだけど 

     あなた達 お母さんが留守にしても大丈夫よね?」


ミサトはリョウジと密会する時の口実を子供達に告げた・・・。



「私はいいよ・・・。」

そう言ってレイは直感した・・・。

〈 神戸のおじさんなのね、お母さんのキスの相手は・・・!

   お父さんの弟・・・お母さんの義理の弟じゃない・・・

    ・・・そりゃあ イケメンで独身だけど・・・

     あれからキスの続きが?・・・だから確認の電話を?

      じゃあ 泊まったかも知れないって言うの?・・・そんな! 〉



「俺も大丈夫だけど・・・。」

〈 母さんが留守って事は この家にレイと二人っきりって事・・・?

   どうしよう? やばいよ! 我慢できるかな?・・・俺。

    それでなくても 俺たち 本当の兄妹じゃあないんだろ?

     どうすりゃいいんだよ、このモヤモヤした気持ち・・・?

      あ~あっ・・・レイの事が好きだなんて・・・!

       レイは知らないんだろうなあ 本当の事を何にも・・・。〉


 やはり、シンジも本当の事・・・兄妹の秘密を知っていた・・・

 彼もレイと同じ様に悩んでいたのだった・・・。





お読みくださってありがとうございます・・・続きをお楽しみに・・・。
              (執事:セバスチャン)


オフライン中でも稼げる!あなたが外で遊んでる間にもモンロー世界があなたの物に!